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ミステリの祭典

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プラム・ティーは偽りの乾杯
お茶と探偵シリーズ

作家 ローラ・チャイルズ
出版日2016年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/05/29 09:31登録)
(ネタバレなしです) 2014年発表の「お茶と探偵」シリーズ第15作はワイナリーのワイン試飲会で死体が見つかる事件を扱い、ワインに関する描写があるのが特長ですがやはりこのシリーズならではのお茶に関する描写の方に力が入っているように思います。今回は依頼人と親しい関係にあるためドレイトンもセオドシアと一緒に(少しだけですが)探偵活動に参加してますが、質問が露骨過ぎて容疑者を怒らせたりと空回りしています(笑)。24章で真の動機と真犯人に気がついたセオドシア、あまりに強引な証拠の確認(失敗したら大問題です)から逃げる犯人の追跡まで怒涛の勢いです。ここ数作での派手な追跡シーンは作者のお気に入りパターンになったんでしょうか?

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