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ミステリの祭典

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ナイトクラブレディ
サッチャー・コルトシリーズ ROM叢書

作家 アンソニー・アボット
出版日不明
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/05/24 16:40登録)
(ネタバレなしです) 1932年発表の本書はサッチャー・コルトシリーズ第3作の本格派推理小説で、身辺警護を頼まれたコルトが大勢の警官を投入して自宅を警備したにもかかわらず、ほんのわずかのタイミングで1人きりになった依頼者は変死してしまうという事件を扱っています。かなり強引な仕掛けのため、B級ミステリー臭さは相当なものですがこういう作品でもそれなりの人気があったそうですから書かれた時期がミステリー黄金時代であったことが納得できます。殺人トリックや死体隠しトリックの大胆さはマニア読者受けしそうです(一般受けはしにくいと思いますが)。

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