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ミステリの祭典

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神の時空 三輪の山祇
神の時空シリーズ

作家 高田崇史
出版日2015年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 makomako
(2016/05/22 18:27登録)
シリーズ第4作。
 こんなに長いのに物語の日数はまだ3日しかたっていません。これ程の大事件が次々に起き、しかも1日で収まったらめちゃくちゃにすごいことになるのですが。
 まあ、ある意味おとぎ話のようなものですので、自衛隊などの出動はないようです。
 今回の舞台は三輪山。
 またしても私の大好きなお山で、近鉄に乗ってこのお山が見えると本当に素敵だなあといつも思ってしまいます。
 やっぱり殺人は起きますが、この物語としてはこれが主題ではありません。
 これまでのお話ではとても怨霊と思えない人物やものが怨霊となって登場しましたが、この話は古代史に興味がある人にとっては、これはある意味怨霊としてもまあ許せると持っておられる方も多いと思います。
 それにしても幽霊の火地さんはすごいことをよく知っていますねえ。ただ歴史推理をする際に引用文献を出すわけにいかないため、だれだれがこういっとるといったちょっと不自然な表現が時に出てくるのはちょっと違和感があります。




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