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ミステリの祭典

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桜と富士と星の迷宮

作家 倉阪鬼一郎
出版日2016年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 人並由真
(2016/05/23 23:59登録)
(ネタバレなし)作中での、相次ぐ不可思議な事象の謎…これらについては何となく大仕掛けが、かなり早めに読めました。(要は「×の××」みたいなものだわな。)

 ただし仕掛けの手数は多いので、それら全部を見破るのはほとんどの読者にも無理でしょう。
 肝心の大仕掛けについてはシンプルな言葉で言いきれちゃうとも思うので、ネタバレされちゃう前にさっさと読んだ方がいい一冊です。

 アイデアの盛り込みとそれらを効果的に見せる演出に傾注した作品で、紙幅的には一冊の半分が複数の謎の提示。残りの半分がそれらの謎の解明。このバランス感覚もぶっとんでいる。

 結論。こういうタイプのミステリがあってもいい(いや、ごくたまにあるのは好ましい)とは思うけど、一方で、出会うのがこういう内容ばっかでも困るなぁ、そんな作品でありました(笑)。

No.1 5点 風桜青紫
(2016/05/22 12:39登録)
文章トリックはすぐにわかったが、叙述トリックのほうが想像以上にイカれていた。こりゃあ酷い……。しかし複線はしっかりと張られており、ふふっと笑えたので5点。著者近影が笑える。

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