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ミステリの祭典

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誰かが泣いている

作家 デイヴィッド・マーティン
出版日1993年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2016/05/14 17:45登録)
裏表紙より~『ピューリッツアー賞を受賞し視聴者の信頼も厚いニュース・キャスターのジョン・ライアン。ある日、彼は幼児虐待のニュースを読みながら涙を抑えることができず、結局番組を降番。その直後ライアンは、自宅前で黒人女性から奇怪なメッセージを手渡される。だが女性は彼の目前でタクシーに飛び込み自殺。衝撃をうけるライアンは、真相を掴もうと田舎町ハメルンへ向かう。そして、そこには18人もの赤ちゃんの殺害を噂される謎の小児科医キンデルがいた…。』~

主人公をはじめエキセントリックな人物ばかりで、ついて行くのが大変でした。グロテスクな描写やクレイジーな行動が大筋を占め、読後ドッと疲れが・・・(苦笑)。赤ちゃん殺害(噂)の真相は、ショッキングなものです。この点は高評価なのですが、物語の構成、リーダビリティにやや難があるような気がします。前作「嘘、そして沈黙」が好過ぎたのかも。

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