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ミステリの祭典

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殿下とパリの美女
エドワード皇太子(通称バーティ)

作家 ピーター・ラヴゼイ
出版日1995年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/04/17 22:01登録)
(ネタバレなしです) 1993年発表のバーティシリーズ第3作です。実在した女優サラ・ベルナールを探偵パートナーとして登場させているのが本書の特徴で、ドロシー・L・セイヤーズの「死体をどうぞ」(1932年)を連想させるプロットはなかなか読ませます。残念ながら推理説明が十分でなく唐突感の残る解決になっています。作者の関心は既にピーター・ダイヤモンドシリーズに移っていたようで、この後の本シリーズは若干の短編が書かれただけのようです。

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