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ミステリの祭典

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クドリャフカの順番
古典部シリーズ

作家 米澤穂信
出版日2005年07月
平均点6.36点
書評数22人

No.2 6点 シーマスター
(2008/12/03 22:40登録)
高校の文化祭3日間を舞台にした連続盗難事件・・・・・・・・・・かな?

参加団体については「こんな部活あるか」とツっこみたくなるものが少なくなかったが、まぁ「古典部」がありなら何でもありか。

前半はひたすらイベントの情景が延々と続き、その間に「ガラクタを盗られた」エピソードが数回ポツンポツンと入るだけ。
半ばでようやく「事件」の「形」が見えてきて、どうなることかと気を持たせる展開になっていく。

(自分に理解できた部分は少ないが)オタッキー(ってまだ言う?)な高校生達の心情描写を絡めて、ミッシングリンク物として作者なりに巧みを凝らした作りになっている。

ただ、自分はこの他の「古典部シリーズ」を読みたいとは思わないな。
ライト系がお好きな方はどうぞ。

No.1 6点 ぷねうま
(2007/11/17 07:09登録)
なんか初期の古典部シリーズにあった青臭さや初々しさがなくなってしまった印象。作者もこなれてきてしまったか。
まあ、でも文化祭は楽しそうで何より。

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