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ミステリの祭典

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十七年の空白
十津川警部シリーズ

作家 西村京太郎
出版日2002年07月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 斎藤警部
(2016/01/13 09:31登録)
十七年の空白/見知らぬ時刻表/青函連絡船から消えた/城崎にて、死/琵琶湖周遊殺人事件
(祥伝社文庫)

思わせぶりな題名に魅力的な謎、推進力ある筋運び、存外淡々とした中継部から尻すぼみの結末。。 これの典型みたいな表題作が愉しめる人向け。私は嫌いじゃない。
良質の読み捨て短篇集として、命や心に余裕があるなら目を通すも良し。

どうでもいい私事ですが、台風で電車止まっちゃって色々あった日に、飛ばされそうな屋外にて蕎麦を啜る様に一気に読んだ本でした。良い想い出です。

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