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ミステリの祭典

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フェイバリット・シングス

作家 村崎友
出版日2015年12月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 虫暮部
(2022/08/18 13:17登録)
 精神が不安定な人の精神を、その人の一人称で活写(筒井康隆あたりがやる手だ)。三文作家を描く小説自体が三文小説であると言う捨て身のユーモア。それがどうにも萎んで見えてしまうのは、“広義のミステリである” との看板(各話のタイトルとか、表紙のホームズ・スタイルとか)の反作用ではないか。小説ではなく生活系ゆるふわギャグ漫画ならコレでも成立するかも。

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