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ミステリの祭典

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コージー作家の秘密の原稿
セント・ジャスト警部シリーズ

作家 G・M・マリエット
出版日2011年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 nukkam
(2015/12/26 15:50登録)
(ネタバレなしです) G・M・マリエットはイギリス出身の米国女性作家で(日本で暮らしたこともあるそうです)、現在もイギリスと米国を行ったり来たりの生活をしているようです。2008年発表の本書(舞台はイギリスです)がミステリーデビュー作です。タイトルから謎解きが薄味のコージー派かと思いましたが(英語原題は「Death of a Cozy Writer」です)、さにあらず。事件が発生するまではやや冗長ですが探偵役のセント・ジャスト警部が登場してからはしっかりした謎解きプロットです。推理はそれほど論理的ではありませんが古典的な本格派推理小説の雰囲気を楽しめました。

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