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ミステリの祭典

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プーアール茶で謎解きを
アンティ・リーシリーズ

作家 オヴィディア・ユウ
出版日2015年10月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 nukkam
(2015/12/20 16:45登録)
(ネタバレなしです) シンガポール女性作家のミステリー作品が日本で翻訳紹介されるとは驚きました。舞台劇の脚本を30作以上書いているそうですがミステリーは2013年発表の本書がデビュー作になります。米国のコージー派的なところもありますがそれほど回り道をせずに謎解きを重点に置いたプロットになっているのは好印象です。とはいえどのような推理で犯人にたどりついたのかが説明不十分なのが残念です。それにしてもアンティ・リーと犯人との最後の対決は、拷問風なところがあってちょっと不気味でしたね。

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