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ミステリの祭典

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観音崎灯台不連続殺人事件
尾高一幸シリーズ

作家 草野唯雄
出版日1988年04月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 nukkam
(2015/11/11 10:11登録)
(ネタバレなしです) 1988年発表の尾高一幸シリーズ第6作で、過去の怨恨絡みの復讐劇を描いたサスペンス小説です。復讐する側も復讐される側も悪事の応酬となり、全く関係のない人間まで殺されてしまう仁義も正義もない展開です。尾高の推理は冴えまくっていますがそれほど緻密なものではなく、本格派推理小説の謎解きではありません。一気読みできる読み易さはありますがそれだけといえばそれだけの作品です。

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