皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
akkta2007さん |
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平均点: 7.44点 | 書評数: 133件 |
No.4 | 8点 | ビター・ブラッド- 雫井脩介 | 2008/01/28 06:24 |
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警視庁の新米刑事、佐原が主人公の作品である。
その佐原と初めてコンビを組むのが、実の父親でもある、ベテラン刑事の島尾・・・・ ギクシャクとした親子関係のなか、物語が進展していくが、親子でしか分からない繋がりを上手くまとめた、非常に良い作品であった。 先の先がどんどん読みたくなるような作品であり、作者の上手さをより一層感じることができた。 結末も大体は予想できたが、納得のいくものであった。 ぜひ読んでみて頂きたい! |
No.3 | 6点 | 虚貌- 雫井脩介 | 2007/10/29 12:52 |
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そこそこ楽しめる作品であった。
次へ次へとページを捲らせる展開の良さがあり、知らず知らずの間に読み終えていた。 確かに最後の結末は、何となく想像できるものではあったが・・・ 「火の粉」が良かっただけに、点数的にはいまいちであるが・・・ 他の作品も読んでみようかという気にはなった。 |
No.2 | 10点 | 火の粉- 雫井脩介 | 2007/10/25 19:33 |
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久しぶりに面白かった!読んで良かった!と思える作品であった。
とても満足の出来る作品であった! 元裁判官で、現在は大学教授を勤める主人公の隣家に、かって無罪判決を下した男が越してきた。 愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝いと・・・どこにでもありそうな、ふとした日常の影には・・・とんでもない悪魔が潜んでいた。 読み始めるとやめられない、夢中になってしまう作品であった。 作品の途中で起きる対決時には、正直どちらが犯人なのか・・自分でも混乱してしまった・・・ また、最後の展開にも正直びっくりした。あまり他の小説では経験のない、見たこともないような形であった。 満足である! 今まで読んだ小説の中で、1、2位を争う作品に間違いはない! 手に汗握る犯罪小説の最高傑作作品ではないだろうか! |
No.1 | 7点 | 犯人に告ぐ- 雫井脩介 | 2007/10/09 12:53 |
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初めて雫井作品を読んだが、前評判どおり良い作品であった。
知らず知らずの間に話の中に引き込まれ、気が付くともう終わり・・・そんな感じであった。 内容的にも対犯人ではなく、警察組織内の駆け引きがあったりと、とても楽しめた。 もう少し犯人逮捕までの内容があればな・・・との感じもした。 主人公の巻島は非常にいいキャラであった。 別の作品もぜひ読んでみたい。 |