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由良小三郎さん
平均点: 6.62点 書評数: 199件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.6 8点 幽霊刑事- 有栖川有栖 2003/12/14 21:25
難しい設定だと思うわけで(こんなことをやる必要があるかどうかはともかく)それを登場人物の魅力でごまかしつつも、ちゃんとまとめたという感じです。

No.5 7点 朱色の研究- 有栖川有栖 2002/04/13 15:33
前半は好調で、中盤から後半はやや低調な感じがしました。いろいろおしゃべりはしているけれど、犯人役・犯人候補の性格なんかが、わかるような会話でないような気がしました。だから一応解決したんだけれどもものたりないのです。
余談ですが、このシリーズでの警察の役割というのは、火村探偵におまかせで、何もしないんでいいんだろうかと思います。ややご都合主義・・・。

No.4 6点 ロシア紅茶の謎- 有栖川有栖 2002/03/16 16:32
こういったスタイルの短編集としては、こんな感じだと思います。短編では、キャラクタの魅力がだすのも大変だと思うし、真面目に探偵小説の要素いれてあるけど、そんなすごいネタが残っている時代でないので、ミステリ作家は大変だと思うわけです。

No.3 7点 46番目の密室- 有栖川有栖 2002/02/27 19:41
トリックの出来・不出来にあまり重点を置いてない僕としては、冗談みたいな物理トリックでも、ストーリが読みやすければ評価します。殺人方法以外はよくできていると思いました。

No.2 6点 マジックミラー- 有栖川有栖 2002/02/16 11:20
「時刻表トリック(アリバイ・ミステリ)の分析と実践」という研究書だと思えばいいのかもしれません。
登場人物達に、期待させらるものがあるのですが、活躍する前に終わってしまったみたいです。警察も一応、アリバイ調べで電車にのったら、何か発見してほしいものです。そんな具合に最後まで読んで、思い返してみると、伏線になってない部分が多いのが、不満です。

No.1 8点 双頭の悪魔- 有栖川有栖 2002/02/09 09:08
有栖川さんの作品で1番いいらしいという評価なので、読んでみました。かなり読みやすかったです。
読者への挑戦状をいれた作品は、基本的にきらいな読者です。犯人あてをはずそうとして、真犯人役の心理描写をあまりしっかり書き込まない作品になっていることが多いからです。論理でなく雰囲気で犯人あてられることを作者がいやがるからでしょう。そうすると、「動機がね・・・」ということになりがちです。この作品は僕の許容範囲内です。

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由良小三郎さん
ひとこと
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好きな作家
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採点傾向
平均点: 6.62点   採点数: 199件
採点の多い作家(TOP10)
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