皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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hortensiaさん |
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| 平均点: 5.00点 | 書評数: 4件 |
| No.2 | 5点 | 占星術殺人事件- 島田荘司 | 2026/08/18 11:06 |
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| 完全改訂版でいうと283ページから100ページ程度は、喫茶店の会計という名のヒント部分以外読む必要がないという大胆不敵な構成には驚かされた。明治村が観れたじゃないか、じゃあないんだよ。
「実は京都駅に着いた時点で挑戦状出せたんだけどぉ……」みたいなのもダサくて、後になってそんなん言うくらいなら「犯人分かったから京都行こうぜ」くらいのことを言わせたら良かった。石岡ウロウロパートという名のページ水増しパートも減らせて一石二鳥だ。良かったですね。 例の孫でトリックを知ってた口というのはあれど、平吉殺しの第一発見者と首のない死体が同じじゃあ何をするかは丸分かりなわけで。 総じて、新本格というジャンルを築き上げた過去の遺物として神棚に飾っておくような作品。 |
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| No.1 | 3点 | 奇想、天を動かす- 島田荘司 | 2026/08/17 09:26 |
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| なぜ殺したのかという動機と、過去の列車での数々のトリックと、社会派要素が特に絡まり合うこともなくただブツ切りで順番に出されるだけで、特に融合してるようには思えなかった。
死体消失や列車間移動はともかく、それ以外は偶然性が強すぎて「トリック=犯人の作為によるもの」とは言い難いような。 パクったトリックを再利用までしておいて金田一少年にキレるのは面の皮が厚すぎる。 社会派要素はトリックや動機と特に関わりがなく、過去の日本人の悪行をあげつらい「反省している自分たち」というポーズをとることで道徳的優位性を確認する感動ポルノでしかないように思える。 冤罪王と呼ばれた紅林麻雄がモデルであろう便山が、妻に逃げられ朽ちた荒れ家で酒浸りという戯画的な書かれ方をしている辺りもあからさまだ。 それら冤罪事件や刑務所でのいじめが「単に腹を立てて殺したのではない」という印象を抱かせるだけで終わってしまうのも残念。 前半生はともかく、後半生は結局のところ「復讐のために日本に残っていたら30年ほどドブに捨てる羽目になったけど、出所後たまたま相手が見つかったから刺しちゃった」でしかなくて、国に帰りたいのかと聞かれて泣く姿は滑稽でしかない。 |
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