皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
abc1さん |
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平均点: 4.32点 | 書評数: 80件 |
No.4 | 1点 | 『アリス・ミラー城』殺人事件- 北山猛邦 | 2013/04/21 00:34 |
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雰囲気は嫌いではないですが、トリックが。これは筒井御大の『ロートレック荘事件』の丸パクリやないですか。 |
No.3 | 5点 | 密室から黒猫を取り出す方法- 北山猛邦 | 2009/09/05 15:45 |
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意外な凶器、意外な(黒猫の)脱出法などでそれなりに楽しめたが、トリック自体は思いつきの域を出ておらず、その手段を使わなければならないという必然性も薄い。気弱な名探偵というキャラクター小説として楽しむべきだろう。 |
No.2 | 5点 | 『クロック城』殺人事件- 北山猛邦 | 2009/07/06 12:51 |
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分量的にもちょうど良く、楽しんで読めた。
でも不満もある。他の人も仰っているが、この特殊な設定があまりトリックに絡んでいないこと。世界が終わるとかいう設定意味ないじゃん? ただの雰囲気作りだったのか? メイントリックは「ルパン三世カリオストロの城」を見て思いついたのかな? |
No.1 | 4点 | 踊るジョーカー- 北山猛邦 | 2009/06/04 20:09 |
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気弱な探偵というキャラクターは面白かったです。でも各編のトリックはかなり微妙かな。
表題作「踊るジョーカー」 はじめからバカミス狙いなのだろうか? ○○が落ちて来るのを待っている犯人の姿を想像すると苦笑してしまう。 「毒入りバレンタイン・チョコ」 これはない。こんなに手間をかけて準備して、偶然性が入り込む余地が多すぎる。 「見えないダイイング・メッセージ」 この短編集の中では一番の傑作。でもこのトリックどこかで読んだ。記憶を探ると深水黎一郎の『ウルチモ・トルッコ』の中で紹介されていたインチキ超能力のトリックだった。 バカミスなのか真面目なのか、ちょっと判断のつかない短編集。 |