『僕にとって推理小説は、あくまで知的な遊びの一つなんだ。小説という形式を使った、読者対名探偵、読者対作者の刺激的な論理の遊び。それ以上でも以下でもない。だから。一時期日本でもてはやされた、“社会派”式のリアリズム云々は、もうまっぴらなわけさ。１ＤＫのマンションでＯＬが殺されて、靴底を擦り減らした刑事が苦心の末、愛人だった上司を捕まえる。やめてほしいね。汚職だの政界だの内幕だの、現代社会の歪みが生んだ悲劇だの、その辺も願い下げだ。　　
　ミステリにふさわしいのは、時代遅れと云われようが何だろうが、やっぱりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック・・・・。絵空事で大いに結構。要は、その世界の中で楽しめればいいのさ。但し、あくまで知的に、ね。』

　by “エラリー”from 十角館の殺人
(登録日時： 6月19日(火) 22:10)

有栖川有栖　綾辻行人　京極夏彦　森博嗣　法月綸太郎　石持浅海　　

Ｑ1.月に何冊くらいミステリを読みますか？
７～８冊

Ｑ2.ミステリ以外によく読むジャンルはありますか？
小説は、推理物しか読まないです

Ｑ3.一番最初に読んだミステリは？それはいつ？
エジプト十字架の秘密 <br> <br>小学生の頃だったかな

Ｑ4.ミステリにはまったきっかけの作品は？
上記の、エジプト十字架の秘密

Ｑ5.新作が出たら(高くても）必ず買う作家は何人いますか？
買うのは稀・・ <br> <br>森博嗣氏の、メインシリーズは買っています

Ｑ6.一番たくさん人に薦めた作品は？
人に薦めたりはあまりしませぬ <br> <br>ああ、何故か金田一少年の小説版は結構薦めてるか・・

Ｑ7.あなたの読み方の特徴は？
気に入った作品には、勝手にテーマ音楽をつけて <br> <br>それを聴きながら読んだり <br> <br>犯人当てなど真相場面では、映画SAWのサントラから <br> <br>“Hello Zepp”が盛り上がる

Ｑ8.ミステリの中で、特に好きなジャンルや設定はありますか？
十角館の殺人で、エラリーが言うあのセリフに尽きます <br> <br>名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック・・・・ <br> <br>読者への挑戦状も大好きです

Ｑ9.逆に、あまり好きではないジャンルや設定はありますか？
松本清張とか、あと時刻表ものは苦手です

Ｑ10.あなたのミステリ観に影響を与えた人物・書物・団体等は？
小学校の図書室にあった、黒いハードカバーの <br> <br>児童用ミステリーシリーズ <br> <br>あれが全てのルーツです