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皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

短編ミステリ小説

ミステリーオタクさん (2021/01/31 18:23)
皆さんのベスト5は何ですか。
国内外を問いません。
自由記述、順不動、ベスト5
みんなの回答・返信
レッドキング (2024/02/13 18:17)

「5」限定はつらく・・15は挙げたい。せめて、クリスティ「検察側の証人」・麻耶雄嵩「ノスタルジア」・沼田まほかる「林檎曼陀羅」を・・・

唇の捩れた男 コナン・ドイル
猿の手 W・W・ジェイコブズ
妖魔の森の家 ジョン・ディクスン・カー
赤い靴 山田風太郎
春の声 麻耶雄嵩

nukkam (2021/10/15 21:25)

好みが極端に偏っている読者なので海外本格派推理小説ばかりになって恐縮です。①切れ味抜群の推理を堪能し、読み返して大胆な伏線の張り方に改めて感心です。②深みのある心理分析が印象的、作者が出来栄えに満足というのも納得です。③ハードトレーニングを積んだ奇術師でないとできそうにないトリックが多い作者ですが、本書の密室トリックは一般人にもできそうなのがポイント高いです。④ユーモアと人情としっかりした謎解きの組み合わせが楽しいです。⑤濃厚な、あまりにも濃厚な謎解きプロット、そして事件解決後も不気味な雰囲気は晴れません。

クリスチアナ・ブランド「婚姻飛翔」(1967年) 短編集「招かれざる客たちのビュッフェ」で読めます
アガサ・クリスティー「スペイン櫃の秘密」(1939年) 短編集「クリスマス・プディングの冒険」で読めます
クレイトン・ロースン「あの世の外から」(1948年) アイザック・アシモフ編アンソロジー「ビッグ・アップル・ミステリー」で読めます
ジェームズ・ヤッフェ「ママは賭ける」(1953年) 短編集「ママは何でも知っている」で読めます
ジョン・ディクスン・カー「妖魔の森の家」(1947年) 短編集「妖魔の森の家」で読めます

(2021/03/03 10:46)

短編は選ぶのがむずかしい
海外作品は検討中

遭難 松本清張『黒い画集』
神獣の爪 陳舜臣『神獣の爪』
親善キッス 星新一『ボッコちゃん』
重い扉が 長岡弘樹『陽だまりの偽り』
密室の抜け穴 横山秀夫『第三の時効』

蟷螂の斧 (2021/03/01 17:38)

海外

妖魔の森の家 ジョン・ディクスン・カー
アッシャー家の崩壊 エドガー・アラン・ポー「ポオ小説全集1」所収
ダフネ・デュ・モーリア
晩餐後の物語 ウィリアム・アイリッシュ
おとなしい凶器 ロアルド・ダール「あなたに似た人」所収

蟷螂の斧 (2021/03/01 17:31)

国内

遭難 松本清張「黒い画集」所収
潜在風景 松本清張「影の車」所収
帰去来殺人事件 山田風太郎
あやかしの樹 阿刀田高「冷蔵庫より愛をこめて」所収
吾子の肖像 今邑彩「つきまとわれて」所収

(2021/02/13 04:33)

自作の海外中短篇オールタイムベストからの抜粋で年代順。とりあえず大メジャー作品は抜きで。
迷ったのは他に『探検隊帰る』(ディック)、『ブラックホールとロリポップ』(ヴァーリィ)、『魔法の国の盗人』(パウエル)の三篇。

ナボテの葡萄園(ポースト) 『アンクル・アブナーの叡智』所収
道化師の小径(クリスティー) 『謎のクィン氏』所収
豚の島の女王(カーシュ) 『壜の中の手記』所収
家じゅうが流感にかかった夜(ジャクスン) 『こちらへいらっしゃい』所収
浜辺のキャビン(ウルフ) S-Fマガジン 1986年2月号掲載

ミステリーオタク (2021/02/05 21:12)

ご回答くださった皆さん、ありがとうございました。
短編はどんなに傑作でも単体で日の目をみることが少ないので、この機会にこんなアンケートを立ててみました。

赤髪組合   (ドイル) 永遠の名作
都市伝説パズル (法月) 至高のロジック、序盤の背筋ゾクリ感
スイス時計の謎 (有栖川) 珠玉のロジック
夜の右側    (連城) 連城マジックの真骨頂
三角関係    (ディーヴァー) ノーコメント

HORNET (2021/02/01 21:18)

こういうの一人で選ぶのってスゴク楽しいですね。「みんな教えて」、楽しい企画です。
頭に浮かぶものを書き連ました。(清張の「下山国鉄総裁謀殺論」は創作ではないし、ミステリではないかもしれません。ただ、昭和の実際の事件を紐解くゾクゾク感は…!)

第三の時効(横山秀夫) 短編の名手のベスト1。
下山国鉄総裁謀殺論(松本清張) ミステリではないですか?
死神の精度(伊坂幸太郎) 読後感最高。
都市伝説パズル(法月綸太郎) 光景を想像するとゾッとする。
傍聞き(長岡弘樹) 「教場」もいいけどやっぱり。

人並由真 (2021/02/01 07:15)

思いつくままに。……私も、ああ、あれがあった! と、すぐセレクトは変わっていそうな気がします。ただ、この5本が大好きなことには変わりません。次点は連城の『白蓮の寺』あたりかな。

秘密の庭(G・K・チェスタートン) あー
ベナレスへの道(T・S・ストリブリング) あー
誰がベイカーを殺したか?(エドマンド・クリスピン&ジェフリー・ラッシュ) あー
妖婦の宿(高木彬光) あー
カウンターの知恵(R・L・フィッシュ) あー

はっすー (2021/01/31 21:10)

めちゃくちゃ難しいですね…。来週には変わってる気がします笑。

妖魔の森の家(カーター・ディクスン) カーの良さが凝縮された傑作短編
帰去来殺人事件(山田風太郎) 少し長めですが山田風太郎氏の傑作短編
自転車泥棒(加納朋子) 日常の謎で読後感がとても良い
百日紅の下にて(横溝正史) 獄門島より好きかも…
秘密の庭(G・K・チェスタトン) 初読の時の衝撃はブラウン神父シリーズの中でも1番

弾十六 (2021/01/31 20:42)

古典の古典

モルグ街の殺人(1841) ここから始まる
女か虎か(1884) 謎小説、というフォーマット
ボヘミアの醜聞(1891) 大人気の一作目
アルセーヌ・ルパンの逮捕(1905) 意外にウケて連載となった
オスカー・ブロズキー事件(1911) 実は倒叙2作目だが…


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