皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
makomakoさん |
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平均点: 6.19点 | 書評数: 850件 |
No.10 | 7点 | 天国は遠すぎる- 土屋隆夫 | 2008/09/06 15:26 |
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30年ぶりに読み返してみた。何度も推理が挫折しつつしだいに犯人へ迫っていく刑事の執念が、過不足のないそぎ落とされたような文章でつづられているところはすばらしい。ただ最初に読んだときは感じなかったのだが、もし刑事の推理が外れていたとしたら思い込みによる冤罪をつくりそうだなどと思ってしまったのは歳のせいか。 |
No.9 | 3点 | ラグナロク洞「あかずの扉」研究会影郎沼へ- 霧舎巧 | 2008/08/30 18:45 |
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「あかずの扉」でちょっとがっかりしたがそれでも期待してやっぱり発売されたらすぐに読んでみた覚えがある。残念ながら2作目3作目とだんだんつまらなくなってしまった印象。書評がないのもそのせいか。 |
No.8 | 5点 | カレイドスコープ島「あかずの扉」研究会竹取島へ- 霧舎巧 | 2008/08/30 18:42 |
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ドッペルゲンガー宮を読んで有望な新人が出てきたと期待して発売されたらすぐに買って読んだ覚えがある。期待した割りにもうひとつといったところか。 |
No.7 | 9点 | 黒いトランク- 鮎川哲也 | 2008/08/30 18:37 |
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初めて読んだのが30年以上前。当時学生だったので時間が余っていたため表を作って読んだ覚えがある。クロフツの「樽」をしのぐと書評に書いてあったのでこれも表を作って読んだ。そうでもしないとトリックの意味が完全にわからないほど複雑。でもとてもよくできた傑作だと思う。時間がある人はぜひ表を作って読んでみては。 |
No.6 | 7点 | 砂の器- 松本清張 | 2008/08/30 18:30 |
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ずいぶん昔のことだが、映画で感動してその後読んだのでちょっと印象が薄い。映画のほうがよかった数少ない作品かもしれない。 |
No.5 | 9点 | ゼロの焦点- 松本清張 | 2008/08/30 18:28 |
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30年ほど前に読んだがいまでも最終場面は鮮やかに覚えている。人間の悲しさがそこはかとなく描かれていてすばらしい。 |
No.4 | 4点 | 双面獣事件- 二階堂黎人 | 2008/08/30 18:22 |
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蘭子ものもだんだん幻想小説化してきたようだ。しかもやたら長い。長い推理小説は嫌いではないがこれは無意味に長いので退屈してしまう。 |
No.3 | 2点 | 殺人の門- 東野圭吾 | 2008/08/30 18:05 |
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東野作品はほとんだがレベルが高い作品と思うが、これはあわない。どうしても最後まで読む気がしなかった。 |
No.2 | 6点 | 海の仮面- 愛川晶 | 2008/08/30 18:02 |
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女剣士栗原夏樹3部作の完結篇。トリックは大掛かりで、オカルト趣味などもでてきて結構もりだくさんだが、ちょっと長すぎる。トリックも現実としては無理っぽい気もする。でも愛川作品らしい誠実で気持ちのよい作品で読後感は良い。 |
No.1 | 7点 | 化身- 愛川晶 | 2008/08/30 17:51 |
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戸籍を使ったトリックでなかなか考えられていると思う。戸籍ってこんなことがあるのかと改めて驚かされる。読後感も悪くない。この本を読んだのは10年以上前で今回再読したのだが十分楽しめた(ストーリーを大分忘れてしまっていたせいでもあるが)。ただ深刻な内容のわりになんとなく薄味な感じは否めない。愛川晶の作品では根津愛シリーズより好きなテイストだ。 |