皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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闇に潜みしは誰ぞ |
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西村寿行 | 出版月: 1978年11月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
集英社 1978年11月 |
徳間書店 1980年04月 |
集英社 1980年05月 |
KADOKAWA 1982年03月 |
No.1 | 7点 | E-BANKER | 2010/06/06 14:27 |
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巨匠得意のバイオレンス&アクションですが、本作品は全体的に軽いタッチで、あまり重厚さはありません。
核兵器を製造する際に必要な幻の液体「重水」をめぐって、3つのグループが死闘を繰り広げます。 氏の作品には、”ものすごい特殊能力や訳の分からない××拳法の達人”という現実離れした人物がよく登場してきますが、本作品は普通の能力の登場人物ばかりで、そういう意味では安心?して読み進められます。 キャラとしては、大学の地質学講師「土田明子」の造形が見事・・・荒くれの山男たちの間にさらされ、まさに体を張った活躍をしてくれます(?) 男のロマンを感じたいときにお勧めの一作。 |