海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
始まりはギフトショップ
シャーロット・アームストロング 出版月: 1990年11月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


東京創元社
1990年11月

No.1 6点 2016/12/18 00:11
アームストロングを初めて読みました。この作家と言えば、マーガレット・ミラーやヘレン・マクロイ…
しかし本作の巻末解説にも、代表作と言われている『毒薬の小瓶』についてその二人のような「サスペンスは希薄」と書かれていますが、特に本作の印象は全く違います。ミラーやマクロイが、謎をはらんだストーリーで本気で不安感をあおってくれるのに対して、本作は陽気なスリラーであり、伏線はあっても、推理可能な謎として提示されるものは全くありません。何しろ悪役が出てくれば、そいつが悪役だよということはその都度ちゃんと説明してくれるのです。どの豚の貯金箱にメッセージが入っているのか、それがどんなメッセージかなんて謎は、手に入れてみなければわからないこと。最初に訪ねた家族が買った豚が目当てのものだったなんてことは小説構成上当然あり得ない、そんな楽しい作品です。


キーワードから探す
シャーロット・アームストロング
2010年04月
風船を売る男
平均:5.00 / 書評数:1
2000年03月
見えない蜘蛛の巣
1998年07月
ノックは無用
平均:5.00 / 書評数:1
1998年03月
サムシング・ブルー
平均:6.00 / 書評数:1
1996年11月
魔女の館
平均:7.00 / 書評数:1
1995年04月
あなたならどうしますか?
平均:7.00 / 書評数:1
1990年11月
始まりはギフトショップ
平均:6.00 / 書評数:1
1958年01月
毒薬の小壜
平均:7.00 / 書評数:3
1956年09月
疑われざる者
平均:7.00 / 書評数:2