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[ 本格 ]
死の贈物
ヘンリ・ティベット
パトリシア・モイーズ 出版月: 1980年01月 平均: 5.33点 書評数: 3件

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早川書房
1980年01月

No.3 5点 ボナンザ 2017/07/16 10:16
久しぶりに本格よりの一作。
トリックについては推理しようがないですが、中々楽しめる内容ではないでしょうか。

No.2 5点 蟷螂の斧 2016/12/15 09:15
裏表紙より~(略)『クリスタル未亡人の誕生日には、例年外国人に嫁いだ、三人の娘が集うのが習いであった。スシス人医師に嫁いだ長女ブリムローズはバースデーケーキを、オランダ人園芸家に嫁いだ次女バイオレットは真紅のバラを、アメリカ人大富豪に嫁いだ三女ダフォディルはシャンパンをもって、ドーバー海峡を渡ってくるのだ。主任警視ヘンリ・ティベットにしてみれば、今回の特別任務~被害妄想にかかった老未亡人のおもり役などは心外であった。しかしパーティーの席では毒見役をかって出た。未亡人はケーキを食べ、シャンパンを飲み、バラの香りをかぎ・・・次の瞬間、未亡人は大きくあえぎ、床に倒れたのだ!殺人は行われた。予知された殺人を許し、苦悩するヘンリは、ヨーロッパを舞台に執念の調査を開始した』~

メインはハウダニットになりますが、それは非常に特殊なもので専門家以外の読者が解くことは不可能でしょう。フーダニットについては、前半部分は誰もが怪しくないという筋書であり、クリスティ氏の逆バージョンのような気がします。従って、やや盛り上がりやメリハリにかけるきらいがあります。推理というより、ヘンリ主任警視の調査が主体の物語であると思いました。なお、「著者あとがき」は完全にネタバレしていますので、絶対先に読まないよう注意が必要です。

No.1 6点 mini 2008/10/26 11:02
モイーズのティベット警部シリーズはとても面白いので読んで欲しいシリーズだ
地味だし本格としての切れ味は鋭い方ではないが、安心して読めるオーソドックスな本格の味わいがあって、一時はミステリーの新女王と言われていたのも肯ける
「死の贈物」の舞台はモイーズにしては平凡で、「死人はスキーをしない」のようなモイーズ得意のリゾート観光地の御当地ミステリーではない
その分謎解きに徹していて、専門知識が必要と言う弱点はあるが、それも作中で解説しており問題は無いだろう
モイーズの中では本格色が強い方だと思う


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パトリシア・モイーズ
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