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ミステリの祭典

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天才画の女

作家 松本清張
出版日1979年02月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 了然和尚
(2015/05/28 20:52登録)
犯罪要素が少ない作品ですので、本格ミステリー好みの本サイトでは低い評価です。しかし、小説としては6点(楽しめた)ぐらいで、面白さはあります。前半では松本清澄の評論家(本編では美術評論家になってますが)嫌いがちょっとしたファースになってます。(あの評論家先生の説明。。。 あれはないやろ)全体の半分の150ページぐらいから謎の追跡に入りますが、殺人も盗難も詐欺と言えるようなたいそうなこともないのですが、いつもの旅情物で展開します。最後にちょっとサスペンス風になりますが、ごく短く語られる結末はまたもファース的で笑えます。

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