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ミステリの祭典

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旅行者

作家 ジョン・カッツェンバック
出版日1989年05月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 こう
(2012/04/02 01:44登録)
 ガイド本の折原一の推薦があって読んだ作品です。
殺人鬼が女学生を誘拐し自分の犯罪を記録させるという変わったサイコサスペンスでした。
 彼らと殺人鬼の弟である精神科医と姪を殺された女刑事の4人のストーリーが交錯してゆく構成になっています。
 上下巻で長いですが中盤ちょっとだれるものの一気に読まされました。読後感がいい作品ではありませんが変わった構成のサスペンスの佳品だと思います。

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