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ミステリの祭典

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活動寫眞の女

作家 浅田次郎
出版日1997年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 ZAto
(2011/04/10 23:53登録)
私はリミュエール兄弟によるキネマトグラフの発明の紹介から、やがて話はマキノ省三、尾上松之助、永田雅一のエピソードへと移っていくこの小説を撮影所華やかりし時代の日本映画への、そして不遇の天才・山中貞雄への限りなきオマージュとして読んだ。
これをミステリーにカテゴライズするのは些か心苦しいのだが、ミステリアスという意味での幻惑感は捨て難い。

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