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ミステリの祭典

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毒入りチョコはキスの味
Tバック探偵サマンサの事件簿

作家 ジェニファー・アポダカ
出版日2006年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 mini
(2011/02/12 10:04登録)
* チョコの季節だからね(^_^;) *
と言っても本当に毒入りって訳じゃなくて、特定のアレルギーの人にとっては毒になるってだけなんだけどね、しかも毒チョコが謎全体の本質部分じゃないし
それにしても”Tバック探偵”ってすげぇネーミング(笑)
たしかにTバック穿いてるんだけど別にお色気路線って訳じゃないよ、まぁちょっぴり場面は有るけど
前半だけ読んだ段階だとコージー派かなとも思ったが、読了しての印象はコージー派というよりも女私立探偵もののソフトヴァージョンって感じかな
作家の立ち位置で言うとちょっとタイプは違うけどナンシー・ピカードあたりに近いかも
訳文も読み易いし内容も結構良かった、決して色物ではなくて拾い物じゃないだろうか
原作は既に5冊以上出ているらしいが邦訳はこの1作でストップ状態なのは惜しい、Tバック探偵というサブタイトルが女性読者に売る為には良くなかったのかな
刊行がヴィレッジブックスだったのもあれか、創元かランダムハウスあたりが出してたらきちんとフォローされてたかもな

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