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ミステリの祭典

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最優秀犯罪賞
実作:草野唯雄

作家 鷹見緋沙子
出版日1982年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 こう
(2010/05/31 00:15登録)
 本格ミステリフラッシュバックの推薦で読んだ作品です。この作家名は大谷羊太郎、草野唯雄、天藤真の三人のハウスネームでこの作品は草野唯雄の作品です。(天藤真の「わが師はサタン」もこのハウスネームで書かれた作品です)
 十数億の遺産をかけてかつての強盗仲間に社会的制裁、交換殺人の競作をさせるというプロット、隠された真相、ユーモアあふれる結末とうまくまとまった作品でした。
 展開は比較的スピーディでさっと読める作品だと思います。
 この作家をプロデュースした中島河太郎があとがきを書いているのも白々しくて笑えます。

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