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ミステリの祭典

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死後

作家 ガイ・カリンフォード
出版日1958年01月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 こう
(2010/05/06 01:10登録)
 50年以上前の異色作です。作家である主人公が身の回りの人間に少なくとも2度殺されそうになる、そして3度目に実際に殺された後幽霊となり誰が自分を殺したか推理して、というストーリーです。
 結構死後の彼の周囲の人間の描写の部分が冗長で作品として不必要に長い気がしますが50年以上前の発表ということを考えると非常に斬新だったと思います。
 フェア、アンフェアということより発想、また作品の枠組みというか構成を評価したい作品です。幽霊がでてくることを除けば現代では常套手段の作品ではありますが個人的には楽しめました。

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