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ミステリの祭典

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黒白の旅路

作家 夏樹静子
出版日1975年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 こう
(2009/12/06 21:32登録)
(ネタバレあります)
不倫相手と服毒自殺を図った主人公が失敗して目覚めると隣にナイフを刺されて絶滅した不倫相手を発見して、というサスペンス仕立てのストーリーです。
 動機については興味深いものですが当時珍しかったであろう性同一性障害を扱っていますがいわゆる半陰陽ではなく人物設定そのものが現実にうまくいくか微妙かと思いました。また死体工作もうまくいくか微妙です。
 作品構成は良かったと思います。

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