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ミステリの祭典

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バッキンガム宮殿の殺人
女王陛下のメイド探偵ジェイン

作家 C・C・ ベニスン
出版日1998年05月
平均点9.00点
書評数1人

No.1 9点 T.shimizu
(2009/10/03 04:14登録)
エリザベス女王が使用人の死体を発見、
居合わせたメイドのわたしは、事の真相を密かに探るよう命じられた
…というようなコージーミステリー。

バッキンガム宮殿という特別な建物の中でも、
そこで働く人にとっては職場だし日常。
女王陛下のことは好きだけれどジェインはカナダ人なので
王室のスキャンダルや「ゲイばっかり!」な職場にもどこか客観的
そのおかげで「コージー」な感じがとても良く出てます。

フィクションの部分も多いのだろうけれど、メイドたちの生活、
宮殿の掃除の方法なども楽しめます。
翻訳文だからちょっと読み難さもあるけれども、とても好きな作品。

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