home

ミステリの祭典

login
海上タクシー<ガル3号>備忘録

作家 多島斗志之
出版日1996年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 こう
(2010/03/08 00:36登録)
 瀬戸内海で海上タクシーで生活している中年男性寺田が主人公で助手の若い女性弓とタクシー営業をしている、という設定は二島縁起と同様の短編小説です。
 ミステリとしては読者の推理が困難なものが多く物足りないのですがハードボイルドの探偵かのような主人公の人物造形が個人的には気に入っています。
 多島斗志之氏が昨年より失踪中とのニュースがあり無事に見つかることを祈っています。 

1レコード表示中です 書評