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ミステリの祭典

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新生の街
リディア・チン&ビル・スミス

作家 S・J・ローザン
出版日2000年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 mini
(2010/03/08 10:29登録)
街路樹が芽吹き始める3月のニューヨーク
今回はファッションアパレル業界を背景に、リディアとビルが早春の街を駆け巡る
春ものコレクションのデザインスケッチを盗まれた新進服飾デザイナーから買戻しの代理を依頼された女私立探偵リディアだったがまたしても事件が

原題は服飾デザインの固有名称らしいので直訳は困難だろう
リディアが主役の2作目は読んだ初期4作の中では最もアクションシーンが少なく大人しい内容だった
ビルじゃなくてリディアが主役の場合はこれで良いのだろうが、読者によっては少々物足りなさを感じるかも
ただ今回はリディアの兄の一人が出番が多いものの、あまり家族関係の描写が多くないのでウザったい感じは無い
悪く言えばちょっとスッキリし過ぎていて、この作者にしては物語にコクが無いかなとも感じた

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