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ミステリの祭典

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天使の傷
〈サイラス&イーヴィ〉シリーズ

作家 マイケル・ロボサム
出版日2022年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 麝香福郎
(2023/09/27 22:01登録)
「天使と嘘」に続くシリーズ第二弾。いよいよ嘘を見破る能力を持つ少女イーヴィ本人の秘密に迫っていく。
半年前に引退したウィットモア警視の死体が工場の空き地で発見された。彼は児童連続殺人事件を追っていたが、その犯人はすでに逮捕され、獄中で死亡していた。共犯者の仕業なのか。臨床心理士サイラスは、ウィットモアが残したホワイトボードにイーヴィの異名「エンジェル・フェイス」の文字を見つけた。サイラスは一連の事件の真相を暴こうと動き回る。
前作同様、サイラスとイーヴィが交互に語り手となっている。捜査の展開のみならず、お互いに過去の傷を負った主人公たちの姿、心の動き、微妙な間をつなぐ会話など、繊細で裏切りに満ちた人間模様が描かれており冒頭から目が離せない。小出しにした謎が意外な展開へ向かうスリリングな話運びの妙を味わえる。

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