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ミステリの祭典

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片目の説教師

作家 テッド・サクリー・ジュニア
出版日1994年01月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 ROM大臣
(2022/08/26 12:43登録)
あるパーティーでプレスコットは、バーローと喧嘩もどきの一幕を演じ、それ以降ポーカーにのめり込むようになった。ポーカーを通じて町の有力者たちの観察を始めたプレスコットを町から追い出そうとしているかのように、次々と事件が起こり始める。
ポーカーを通じての心理戦、謎めいたところのある主人公の過去、犯人のアクションなど様々な趣向が凝らされている点が興味を引くが、核となる謎に引っ張っていくほどの魅力がないためか、それらの趣向が空回りしている印象を与えてしまう。

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