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ミステリの祭典

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ギヤマン壺の謎
名探偵夢水清志郎事件ノート

作家 はやみねかおる
出版日1999年07月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 風桜青紫
(2016/01/26 20:42登録)
外伝ということであまり期待していなかったが、読んでるみるとなかなか面白かった。ミステリ短編集としてはむしろ本編より充実していたかも。「大入道事件」みたいな話はこういう舞台設定じゃなきゃできないし。なかでも気に入ったのは「六地蔵事件」。妙に大仕掛けなトリックもいいんだが、清志郎ザエモンと梅太郎の放浪生活がなかなかいいのよ。それにしても新撰組をかませ犬にするのはいただけない。この時代の戦争っていうのは、はやみね的な小学校道徳感で批判していいものじゃないでしょう。平和がいちばん!という考えがここではやや押し付けがましくなっている感じがする。児童も読む本だからこそ、このような点は気をつけて書いてほしかった。

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