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じゃすうさん
平均点: 6.96点 書評数: 57件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.7 4点 探偵伯爵と僕- 森博嗣 2010/11/22 23:36
久々に森作品読んでみました。
ミステリとしては平凡ですが、読み物としては面白いです。
後味は悪いですが、一番気に入らなかった点を一つ挙げますと、
若干ネタバレになりますが


22節の、「題材が良い」とか「こんなに面白いこと」などと書いてあること。少年の地の文章でそう表現している作者の良識を、ちょっと疑ってしまいます。
やっぱりこの作者とは波長が合わないのかな、と改めて感じました。

No.6 5点 詩的私的ジャック- 森博嗣 2004/01/26 01:33
変装の理由、密室の構成等、単純な事件にしてはどうもハリボテ的な印象です。取って付けたような展開が鼻につきました。
ただ、犯人の動機などは良かった。自己矛盾しながらも、何となく気高さを感じました。
それとミステリ的に最も楽しめたのは、『愛してる』という台詞の対象くらいでしょうか。
ただもうその台詞が出てくるときは、消去法でほぼ犯人が限定されてるんですが。

No.5 6点 有限と微小のパン- 森博嗣 2003/04/20 21:01
シリーズを通して、まったく真賀田四季に感情移入できなかったのだから、純粋に物語の展開としては、このくらいの評価が妥当な線でしょう。
例の演出は、フィクションなのだから別に気にしませんでした。

No.4 8点 笑わない数学者- 森博嗣 2002/11/21 21:15
トリックがすぐに分かってしまうのは納得できますが、それだけに目が行ってしまうのはまさに「トゥリビアル」ですね。
読者へのメッセージ性で言ったらシリーズ1ではないでしょうか。

No.3 7点 すべてがFになる- 森博嗣 2002/10/15 01:41
このころの犀川先生は、恐ろしく切れていて好きです。
私は文系ですが、あまり専門用語も苦にはなりませんでしたね。ただ、トリックよりも何よりも、一番衝撃を受けたのは、タイトル(なんとなく)。
逆にいえば、タイトルから期待したほどの衝撃は、得られなかったということですが……。

No.2 2点 封印再度- 森博嗣 2002/10/15 01:35
S&Mシリーズを見限った作品かな……
ミステリ云々よりも、西野園くんのあの悪戯で。
下の方にもありますが、命を軽くおもちゃにして犀川先生を弄ぶ姿には慄然としました。本当に命の重みを解っているのだろうか……。

No.1 3点 冷たい密室と博士たち- 森博嗣 2002/10/15 01:21
突っ込みたいのが犯人の動機。あまり気付いてる人もいないようですのであえて書きます。
服部殺しの動機が矛盾してますよ〜。普通、自分のフィアンセに暴行の事実なんて話すとは思えないんですけど……。(だって話したら破局ですよ、問答無用で)
犯人の考えが、そこまで及ばなかったと言うことにしておきましょうか……。(あんなに優秀な人なのに?)

この部分だけで、大幅に点数を落としましたね。もったいないです。

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じゃすうさん
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