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レッドキングさん
平均点: 5.26点 書評数: 828件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.8 8点 殺戮にいたる病- 我孫子武丸 2018/05/20 19:43
ミステリたるものは密室・不可能犯罪の表現とその種明かしの驚きがなくとも 読者を驚かせばそれで良いのだ と初めて思い知らされた作品 その後はそうした物にはほとんど出会えないが

No.7 3点 建築屍材- 門前典之 2018/05/20 19:28
「死の命題」につられて読んでしまったがつまらん

No.6 7点 死の命題- 門前典之 2018/05/20 19:16
こういうの好きだ。昔から「AがBに殺され、BがCに殺され、CがAに殺され」ってエッシャー騙し絵みたいのを探してた。きっといくらでもあったんだろな。麻耶雄嵩の短編で理想的なの見つけたけれども、これも面白い。あの「雪上の天女への突進」と「巨大カブトムシ」の「トリック」もええなあ。
※再々読の結果、当初の8点評価はいくらなんでも甘すぎと7点に訂正。

No.5 6点 Yの悲劇- エラリイ・クイーン 2018/05/19 13:09
十代のころ初読したときには衝撃をうけた 
時を経て二読三読して こんなもんだったのかと

No.4 8点 赤い右手- ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ 2018/05/19 13:01
これ大好きだ

No.3 6点 そして誰もいなくなった- アガサ・クリスティー 2018/05/19 12:58
トリックしょぼすぎ

No.2 8点 占星術殺人事件- 島田荘司 2018/05/19 12:53
骨格は被害者加害者入代りトリック発展形だが、素晴らしいこと、この上ない。惜しいことに小説自体が面白くない。

(2021年訂正追記)カーや「人狼城の恐怖」「監獄島」等と併せてあらためて再読した結果、これに7点以下評価はないと痛感。ので7点から8点に変更。

No.1 9点 首無の如き祟るもの- 三津田信三 2018/05/19 12:45
骨格は「占星術殺人事件」と同様に、首なし死体の被害者加害者入代りトリック発展形なんだが、それを雑誌連載形式という叙述に絡めて、物語に肉化した手腕が見事。
この骨格で京極夏彦レベルの筆力で装飾されていたら、満点以上。

(2021年追記) 物語の叙述者Aが「」(=叙述)の中で矛盾・虚偽を記せばミステリとしてアウトだが、「」の主体を巧妙にすり替えるのはトリック・・ヴァン・ダインには悪いが。

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レッドキングさん
ひとこと
ミステリは戦前の乱歩の様に 子供が親に隠れてコッソリ読むような、恥ずかしい存在でありたい。 ミステリ書きという驚異的な作業に神経を減らし 結果報われることの無いミステリ作家たちに心から崇敬を捧げます。 ...
好きな作家
ジョン・ディクスン・カー  PD・ジェイムズ  トマスH・クック  沼田まほかる
採点傾向
平均点: 5.26点   採点数: 828件
採点の多い作家(TOP10)
アガサ・クリスティー(88)
ジョン・ディクスン・カー(55)
エラリイ・クイーン(51)
F・W・クロフツ(33)
二階堂黎人(27)
カーター・ディクスン(25)
トマス・H・クック(23)
アーサー・コナン・ドイル(23)
麻耶雄嵩(21)
ジェフリー・ディーヴァー(19)