皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ミステリーオタクさん |
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平均点: 7.06点 | 書評数: 144件 |
No.44 | 8点 | ポーカー・レッスン- ジェフリー・ディーヴァー | 2017/06/11 16:40 |
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ディーヴァーの第2短編集。
本書を読む前にアマゾンを始めとした各種レビューを決して読んではならない。「お楽しみ」が激減します。幸いココではネタバレされている方は一人もいません。流石。(ただ第1短編集の書評では少しネタバレがあるのが残念) 印象に残った作品にいくつか触れると・・ 「ウェストファーレンの指輪」:ミステリーとしては特筆する程のものでもないが、恐るべきネタが仕組まれている・・そして笑える。 「生まれついての悪人」:これはヤラレた。でもズルがなかったかな?・・ギリギリセーフか。 「動機」:よくできてはいるが、動機の動機が分からん。 「一事不再理」:ディーヴァーらしい皮肉が効いたツイステド・リーガルサスペンス。 「ロカールの原理」:ライム物。これもなかなかのデキだが、さほど驚けず。殆ど二番煎じ。 「のぞき」:捻りのための捻り、というか技巧に走り過ぎている感のある本書の後半の作品群の中では例外的に小気味よくヤラレた作品。 「ポーカー・レッスン」:邦題表題作に相応しいトリッキーな作品。O・ヘンリより先に書かれていたらかなりの傑作だっただろう。(でもそれはあり得ないw) 「遊びに行くには最高の街」:表題作同様"仕掛け"が冴えている。 まぁ前短編集の「三角関係」のような脳内変転を食らったのは「ウェスト」と「生まれ」の二編かな。 次の短編集が待ち遠しい。 |
No.43 | 7点 | クリスマス・プディングの冒険- アガサ・クリスティー | 2016/12/24 16:44 |
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傑出した作品はないが全編そこそこ楽しめる
特に表題作は面白い 皆さんに素敵なクリスマスが訪れますように |
No.42 | 9点 | 時計館の殺人- 綾辻行人 | 2016/12/17 14:57 |
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これは凄いね
十角館の四次元版か |
No.41 | 10点 | 首無の如き祟るもの- 三津田信三 | 2016/12/14 16:35 |
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破壊力とそれを伴う構成が凄まじい
日本ミステリーの最高傑作とも思える |
No.40 | 3点 | 悪魔に食われろ青尾蠅- ジョン・フランクリン・バーディン | 2016/11/19 15:44 |
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つまらん
暇潰しにもならん |
No.39 | 9点 | クリムゾンの迷宮- 貴志祐介 | 2016/09/03 07:09 |
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う~ん、これは面白かった
やはり一番大切なのは (少しネタバレ) 情報なんだね |
No.38 | 4点 | 太陽がいっぱい- パトリシア・ハイスミス | 2016/08/19 18:43 |
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映画はまぁまぁだが、原作は凡作 |
No.37 | 5点 | 殺人混成曲- マリオン・マナリング | 2016/07/13 16:25 |
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暇潰しとしては、まあまあ |
No.36 | 9点 | 殺戮にいたる病- 我孫子武丸 | 2016/03/23 17:24 |
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こいつぁぶったまげた
ミステリーなんて所詮ヒマツブシにすぎないが、極稀に出会える衝撃を喰らったとき、何の役にも立たないミステリーの読者でいてよかったなぁと思う 殺イタはそんな一冊 |
No.35 | 9点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2016/02/17 17:01 |
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これは今でも及点
あの一言の急転でうちも休店 |
No.34 | 7点 | ブラウン神父の醜聞- G・K・チェスタトン | 2016/01/04 12:17 |
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あけおめ、ことよろ
本書の中では、やはり古書の呪いが一番インパクトがあった |
No.33 | 6点 | 嘘つきパズル- 黒田研二 | 2015/12/29 10:16 |
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何を隠そう、俺はこの作品の真相を途中でほぼ完璧に見破った
嘘です ネット上なので見栄を張ってしまいました(苦笑) 皆さん、よいお年を |
No.32 | 7点 | ポアロのクリスマス- アガサ・クリスティー | 2015/12/23 11:42 |
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クリスティらしくてなかなかよかった
「血」の濃厚なドロドロ性、ポアロの人間観察の慧眼、意外な犯人 皆さんに素敵なクリスマスが訪れますように |
No.31 | 8点 | インシテミル- 米澤穂信 | 2015/12/19 10:46 |
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下の方の「子供や阿呆に人気の」に笑ってしまったぜ
俺は阿呆だから途中ドキドキもしたし大いに楽しめたぜ(苦笑) |
No.30 | 7点 | 世界短編傑作集5- アンソロジー(国内編集者) | 2015/12/18 14:33 |
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俺も一番印象に残ったのは爪かな
何とも奇妙な味の話だったぜ カーやFブラウンの短編もなかなかよかったぜ 十五人の殺人者やクリスマスに帰るもな(苦笑) |
No.29 | 5点 | 11の物語- パトリシア・ハイスミス | 2015/12/11 23:15 |
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まあ、ひまつぶしにはいいかな(苦笑) |
No.28 | 10点 | 人形はなぜ殺される- 高木彬光 | 2015/12/09 13:09 |
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ミステリーなんて所詮ヒマツブシに過ぎない
そんな中でごくタマに味わえるシビレと出会えたとき、何の役にも立たないミステリー読者でいてよかったなぁと思う ニンコロはそんな数少ない一冊(苦笑) |
No.27 | 8点 | 安達ヶ原の鬼密室- 歌野晶午 | 2015/12/02 22:26 |
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俺的には歌野の最高傑作
表題作はゾクゾク感もよかったし、これだけで長編にしたらシマソウのトップクラスの作品に匹敵したかもだぜ(苦笑) |
No.26 | 7点 | ブラウン神父の秘密- G・K・チェスタトン | 2015/11/25 16:03 |
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傑出した作品はねえかもしれねえが、ブラウン神父らしい話が満載だったような気がするぜ
プロローグとエピローグも雰囲気があってよかったぜ そうそう、大法律家の鏡での神父の反論根拠には爆笑したぜ |
No.25 | 8点 | 世界短編傑作集4- アンソロジー(国内編集者) | 2015/11/02 09:17 |
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本短編集で一番インプレッシヴだったのはやはり「オッターモール氏の手」
前半のジワジワ盛り上げるサスペンス性もいいし後半の探偵の視線からなる捜索編とキメも見事 次が「疑惑」かな、これも全体のミスティな雰囲気とエンディングの一行がたまらない あとは「銀の仮面」、これもやっぱ雰囲気だよね |