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江守森江さん
平均点: 5.00点 書評数: 1256件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.30 5点 邪悪の家- アガサ・クリスティー 2011/02/16 05:43
これって「エンドハウスの怪事件」の別タイトルだったのね(>_<)
コメディと評判なフランス版ドラマを観て直ぐに犯人が分かってしまったが、かなり以前にスーシェ版とアニメ版まで観て原作をおさらいしていたのだから当然と言えば当然で、ラロジエール警視より自分が名探偵だと思った私がバカでした。
ビデオ録画してあるアニメ版を以前一緒に観ていた息子とフランス版ドラマも観たので「お父さんて忘れっぽいね」と言われて一層落ち込んだ作品でもある。
最近、トランクルームにダンボール箱保管していたスーシェ版ドラマのビデオを引っ張り出して来て観たが、クリスティ作品云々よりポアロを演じる役者としてのスーシェが一番好きだ。
アニメ版を観た時の話だが嫁と息子は犯人登場時に一番怪しいと指摘したらしい(息子談)
ミステリー・ドラマ等で(論理的ではないが)直感や役者の格から犯人指摘させた時の嫁の正解率はそこらの名探偵顔負けで凄い(なので私は嫁の鋭さと報復を考え、いくらスケベ心があっても恐ろしくて嫁一筋から逸脱出来ない)

No.29 6点 ポアロ登場- アガサ・クリスティー 2011/02/14 04:53
今日はバレンタインデー、チョコレート絡みで書評してない乙一や「インディゴ」シリーズは読む気にならなかった。
そこでポアロの失敗譚が描かれた「チョコレートの箱」が思い出され、収録された本書を図書館で読んで来た。
各話短く、しかもスーシェ版ドラマやNHKで放送したアニメで観た話なので結局おさらい読書になった。
各話の分量を考えるとスーシェ版ドラマの方が楽しみは大きいと思う。
スーシェはポアロになりきるために原作を読み込んだらしいので自分もスーシェになった気分で本書を読めばより楽しいだろう。
※以下バレンタインの余談
嫁は中国人ハーフ(トリリンガル)で、広州・シンガポールを経て来日したので、私と知り合って最初の情人節(バレンタインデー)では「アナタがプレゼントと愛の囁きを持って来ると思い家で待ちぼうけした」と後日痴話喧嘩の際に愚痴った。
それを踏まえ私は、翌年の情人節に指輪とプロポーズの言葉を携え嫁の家に向かった・・・・・・・・そして、今に至っている。
あれから十ウン年・・・・・嫁も日本人化して今年は私の好きなサンクスの「デカチョコプリン」と「チョコ餅」をセットでくれるらしい(←これって本命チョコなの?)
息子と一緒に中学受験の面倒をみている息子の彼女も今年は義理チョコをくれるらしい(将来そのまま家の嫁になってしまうのだろうか?当人同士と嫁同士には既定路線らしい)

No.28 5点 スタイルズ荘の怪事件- アガサ・クリスティー 2011/02/12 09:12
スーシェ版ドラマ65作品のDVD&マガジン発売のテレビCMが鬱陶しいのは吹替が熊倉さん(昨年末の紅白歌合戦で「ゲゲゲの鬼太郎」を熱唱)ではないからだろうか?
ポアロのデビュー作にしてスーシェ版ドラマではクリスティー生誕100周年の記念作品でもある。
最初の作品にしてクリスティーらしいのだが、クリスティー作品を数作読んだ程度で読まないと犯人隠蔽技法はデータとしてインプットされていて直ぐに察せてしまう。
その意味でヘイスティングズの節操の無さを楽しむ作品なのかもしれない。
私的にはクリスティー作品及びポアロが好きなのではなく、ジェレミー(声は絶対露口茂)演じるホームズ同様にスーシェ演じるポアロ(字幕でもOK)のキャラが好きだと強く思えた。
※放送権利切れでチャンネル銀河にポアロ、ホームズを奪われた現状、AXNミステリーの巻き返しはあるのだろうか!

No.27 5点 忘られぬ死- アガサ・クリスティー 2011/02/12 07:27
AXNミステリーで再放送が開始されたクリスティー傑作シリーズ(ノン・シリーズの映像化作品を4作)最初の作品はコレ。
どこか既視感があったがポアロ物短編「黄色いアイリス」(←各所で作品名がさらされているので伏せない)の長編化作品だった。
魅力的な2件の同一設定な殺人の謎にメロドラマ的に入り組んだ人間関係を絡めて楽しませてくれる。
ポアロ物から変更した狙い?が解決編で分かる最後のお楽しみまでありサービス精神は旺盛。
それでも水準作な印象なのは短編を先に読んでいたからだろうか?!

No.26 5点 親指のうずき- アガサ・クリスティー 2011/02/06 05:05
トミー&タペンスの中年期以降の話で、「おしどり探偵」以降の消息を知りたい世界中のファンからの要望で書かれた作品。
中年になってもタペンスの好奇心は旺盛だし、中盤以降に登場のトミーも冴えているが、所詮ポアロやマープルとは違い本格ミステリと言うより冒険サスペンスではある。
それより映像化作品がマープルのシリーズに組み込まれたり、微妙なフランス版だったりと悲しい扱いしかされていないのでクリスティーも草葉の陰で嘆いているかもしれない。
因みに毎度のごとくAXNミステリーで放送されたフランス版を視聴してからのおさらいなのであしからず。

No.25 4点 おしどり探偵- アガサ・クリスティー 2011/01/16 11:03
かなり古いドラマ版をAXNミステリーで昨年放送していた。
ミステリーとしては非常に薄味で「名探偵コナン」のアニメ放送での一話完結(30分番組)レベルな内容を1時間番組に引き伸ばした感じだった。
原作の1エピソードの分量を考えれば作者に罪はない。
ドラマ共々、ミステリー部分以外の夫婦のやり取りやコメディ部分を楽しめば良い作品だろう(だって婦人失踪のネタなんて女性陣には失礼だがギャグにしか思えない)
更に、パロディ部分については半分以上のネタにピンと来なかった。
私がクリスティー好きではなく、ポアロを演じるスーシェ(声は熊倉さん)のファンだとキッチリ認識出来るシリーズの一つ(もう一つはマープル)

No.24 4点 そして誰もいなくなった(戯曲版)- アガサ・クリスティー 2011/01/12 10:27
(戯曲版に関する書評)

息子が「そして誰も〜」を初読する時に図書館蔵書検索でヒットした一番薄い本がコレだった。
知らない出版社だったが当然古いジュニア版だと思い予約して借りさせたら大人向けの脚本で息子から怒られた。
借りたついでに私が眺めた(どこかの劇団からの払い下げ寄贈本だったのでボロボロ)が、結末の違い以外は単なる脚本でしかない。
脚本では省かれる小説での技巧的な心理描写は、役者に小説を読ませた上で演じさせるのが大前提なのだろうから、映画や演劇を鑑賞する方が足りない部分が補われ断然良くなる(大根役者やヘボ演出家は除く)
普通のミステリー読者が楽しむ本ではなく、演劇関係者が勉強のために読む本な気がする。
※2月27日追記
図らずも本作三回目の書評になってしまったが、この書評に関しては戯曲脚本と小説は別物と考え、戯曲版の登録時に書評したモノがサイトの意向で当欄に移動された故です。
採点が4点と低いのも戯曲脚本に対する評価で、本作の平均点を意図的に下げる為の採点ではありませんので念の為。
また、自分の書評順に拘りがあるので削除もしませんので悪しからず。

No.23 5点 復讐の女神- アガサ・クリスティー 2010/10/23 19:09
ミス・マープル一括吹替版放送時に観ていたが、今週の字幕版放送を観たついでにおさらいした。
登場人物の関係から「カリブ海の秘密」の続編らしいがドラマ放送順(制作順)が逆転しているので、ドラマでの処理は再来週放送の「カリブ海の秘密」字幕版で確認する予定。
さて、本作は過去の事件を探偵するのだが、マープルに謎が提示されるのが遅く謎解きに至るまでのテンポが非常にノロくドラマ版ですら睡魔に襲われる程だった。
謎解き自体も平凡で、クリスティーにしては数少ない凡作(4点)として逆の意味で必読かもしれない。
タイトルがマープルを示す通りに謎を暴き「名探偵は斯くあるべき」を実践する事を賞賛して+1点。

No.22 5点 秘密機関- アガサ・クリスティー 2010/10/23 12:04
ドラマ視聴→原作おさらいに終始している今日この頃だが、今週からAXNミステリーで「おしどり探偵」シリーズのドラマ版が放送されている。
今週はトミー&タペンスの若かりし頃の再会を描いた長編でありシリーズのスタート作品でもある本作が放送されている(来週から本来の「おしどり探偵」である結婚後を描いた短編のドラマ化シリーズになる)
さっそく図書館に出向きおさらいした。
基本的にクリスティーのスパイ擬き冒険活劇な作品は好みからズレているので低めの評価だが、面白く読めるのは間違いない。
※ドラマ版の違和感についての余談
原作に関係なく、作者に罪は無い(ドラマ制作陣には問題ありかも?)のだが、ノン・シリーズで同様な青春冒険活劇「なぜエヴァンスに〜」で探偵役のカップルを演じた俳優&女優がそのまま「おしどり探偵」シリーズにスライドしていて何故トミー&タペンスじゃないの?との違和感が拭えない。
もっとも、そんな事を気にしたら浅見光彦や十津川警部シリーズなんか観ていられないのだが。
※余談をもう一つ
英国ミステリーで使われる貨幣単位(ポンドくらいは価値が認識できる)シリングやギニーに馴染めず、ミステリ本筋への没頭を妨げられる。

No.21 5点 蒼ざめた馬- アガサ・クリスティー 2010/10/06 03:45
スカパー!の契約ch変更で先月から観たかったドラマが視聴可能になり睡眠時間を削ってドラマを録画視聴している(毎日8時間平均)ので読書に割ける時間がない(このサイトを読む頻度も激減)
海外ミステリー・ドラマに追い立てられ、精神が破綻寸前(灰色の脳細胞がトロけた)でもある。
ほぼ一緒に観ている嫁(基本的に読書せず)は更に地上波の韓国ドラマまで網羅するタフさで口あんぐり!
そんな精神状態ながらクリスティー特集で本作のドラマを観たついでに図書館でおさらいした(現状では、おさらいの読書すらシンドイと思える)
魔術や呪いによる遠隔殺人トリックの典型的パターンで、昔はどの作家も使用したかったのだろう。
驚くべきは、この手の雰囲気のミステリードラマでは未だに高頻度で使用される事だろう!
ミステリードラマ漬けな毎日なので、出会う度に嫁と顔を見合わせ「又か!」と笑ってしまう。
ミステリーとしては4点だが、夫婦円満アイテムとして1点加点しておこう!

No.20 5点 バートラム・ホテルにて- アガサ・クリスティー 2010/09/13 05:27
クリスティ生誕120周年月間でAXNミステリーでは土曜日にミス・マープル特集が組まれている。
今回は、この作品だったのでドラマを観た後に図書館でおさらいした。
ホテル自体の謎、失踪事件、殺人事件と3つの謎があるがドラマ・原作共々ミステリーとしてはパッとしない。
一方で英国の観光案内ミステリー(国際的旅情ミステリー)だと捉えれば非常に雰囲気が良く描かれている(ドラマはやや古臭いが原作と優劣はない)
5点にしたが多分に旅情描写を評価してのものでミステリーとしては凡作。

No.19 5点 無実はさいなむ- アガサ・クリスティー 2010/09/13 05:00
クリスティ生誕120周年月間でAXNミステリー(CS放送)では、フランス・アレンジ作品が特集で組まれている。
ポワロ・マープル・ノンシリーズに拘らず作品をチョイスし独自な警察キャラでシリーズ化している。
ドラマを観て、おさらいして来たがアレンジの強烈さは、英・仏の国民性の違いが鮮明に出ていてセットで楽しめた。
もっともミステリーとしては水準レベルで冤罪テーマな重い原作よりコミカルなフランス版ドラマの方が取っつき易い(ドラマを観なければ原作はスルーした儘だっただろう)

No.18 5点 動く指- アガサ・クリスティー 2010/09/08 03:03
これまたドラマを観てからオサライしてきたのだが、久々に原作よりドラマの方が楽しめる作品だった。
ドラマではマープルも結構絡んでヒクソンの良さが出ていた。
但しドラマ版は、ミスリードされず自殺に見せた殺人事件が起きてすぐに犯人の目星がつく欠点がある。
タイトルの「動く指」に関しては中傷の手紙の宛名をタイプする事を指し、推理の鍵だと暗示しているのだろう。
クリスティ月間でポワロが無くマープル&フレンチ・ミステリー(色々な作品をフランスでアレンジしたシリーズ)を中心に放送するAXNミステリーにはビックリ(NHK・BSに完敗かな?)

No.17 5点 スリーピング・マーダー- アガサ・クリスティー 2010/09/08 02:41
現在、CS&BS放送ではクリスティ生誕120周年月間として大々的に特集されている。
AXNミステリーでは土曜日にミス・マープル(ジョーン・ヒクソン、山岡久乃吹替版)一括放送が組まれている。
先週土曜日にドラマを観て既視感があったが、以前にNHKで放送されたアニメ版で観ていた(一緒に観た息子に教えられた)
図書館の返却日(読書時間が無く読まずに返却の大技をカマシタ)なので、おさらいしたがドラマ通りで新鮮味がなかった(何故だかクリスティは貸出されず棚に8割方揃っている)
しかし、ミステリー・ドラマ(CSI&NCIS中心に週70本)に追い立てられた忙しない現状ではオサライは非常に楽チンでもある。

No.16 5点 そして誰もいなくなった- アガサ・クリスティー 2010/07/29 23:17
※但し書き
最近再々読し、新たに書きたい事に思い至ったので例外的に本作二度目の書評を記す(私的に書評が千件を越えて書評順に拘りが出てきた)
本作を犯人当ての本格ミステリとしては全く評価していない。
更に、前回の書評でも書いたがサバイバル・サスペンスとしての生き残り本気度にも疑問は残ったままであった。
しかし、そんな事を超越して「そして誰もいなくなった」のタイトルでは読む前から結果が曝され、誰がどんな順番で殺されようが最終的に全滅な訳で(作者に何ら罪はないが)サスペンスとしてシラケてしまう欠点がある。
差別用語に配慮してこのタイトルに改変を考えた奴は、この事に思い至らなかったのだろうか?(ジュニア版を読んだ息子には究極のネタバレ・タイトルだったらしい)
差別的で冴えない原題を直訳出版していれば良かった(世界中に普及した)のか悩ましいが、確実にタイトル改変以降の大方の読者は無意識な被害者になっている。
こんな下らない戯言を考えさせる位に不朽の名作ではある。
獄門島でも言えるが、現在の差別用語に対する過敏な反応が古典的ミステリの面白さを阻害する可能性を危惧する。

No.15 4点 ゴルフ場殺人事件- アガサ・クリスティー 2010/06/22 07:35
マクドゥエル、全米オープン・ゴルフ40年ぶりヨーロッパ勢制覇&宮里藍、米本土初勝利記念書評。
小学生の頃からゴルフを嗜んでいたので「ゴルフ場」のタイトルにつられ、図書館の同じ文庫棚にあった「ABC〜」と共に借りた、私的な大人向け翻訳初体験作品。
小学生だった自分には人間関係や外国の風習が理解出来ず大人向け翻訳の壁は厚かった。
この体験が翻訳アレルギーを齎した事はミステリ読みにとっては非常にハンデとなったと最近実感する。
以前、NHKで日本アレンジのドラマが放送された時に再読したが、ポアロの良さより周りの滑稽さを楽しむクリスティーにしては緩い作品だと思った。
ポアロに関しては、原作をどんなに端折っていてもドラマでスーシェを楽しみたい。
それにしても、もう少し邦題を工夫して付けてくれれば翻訳アレルギーに見舞われずに済んだとの積年の恨みがある。

No.14 7点 検察側の証人- アガサ・クリスティー 2010/06/12 18:54
作者のノンジャンル短編集に収録された短編小説と戯曲脚本の両方を読み比べてみた(実践に時間を要さない&大概の図書館にあるのでオススメ!)
戯曲本の解説によると映画版「情婦」は戯曲脚本に忠実な結末らしい。
小説では情婦が真相告白する結末で終わるのに対し、戯曲では更に反転して劇的な結末を迎える。
シンプルかつ驚きで終わる小説版に比べ、戯曲は後味が悪いとの評価もあり、どちらが良いかは好みによる。
私的には、愛憎を利用した操りによる二転三転は劇的なので戯曲脚本を支持する。
戯曲脚本では配役案から作者が仕込んでいるのにニヤリとした。
※ここからネタバレで弱点を指摘します。
実際の事件裁判ではなくミステリーの枠内での裁判な為に無罪を勝ち取り終了ではなく、真犯人を示して終了が前提になり、犯人たり得る登場人物が一人しか存在しない故に、ミステリー摺れした読者には展開が察せてしまう。
又、一事不再理ネタが法廷ミステリで多数用いられた事でも弱さが生じた(こちらは作者に落ち度はない)
よって、満点(8点)から1点減点した。
それでも「アクロイド殺し」と同点で、どちらも一読の価値はある。
※追記(12月11日)
先日放送された海外ドラマ「ボストン・リーガル」ファイナル・シーズンの1エピソードで本作のプロットがまんま転用(要はパクリ)されていて唖然とした。
日本も含め世界的にドラマ業界はパクリに寛容過ぎる気がする(そんなパクリドラマが大好きな私は何なんだ?!)

No.13 4点 予告殺人- アガサ・クリスティー 2010/01/26 22:01
これまたドラマを2種類観た作品。
だらだらしたドラマを観てから図書館でおさらいするとスラスラ読めて実に楽チン。
内容的には同じマープル物の水準作「ポケットにライ麦を」に及ばないレベルで先の方々同様にクリスティーの代表作ではないと思う。
図書館でのおさらいで、クリスティー作品が殆ど貸出されず棚に並んでいる事に寂しさを感じた。
それでも、書庫にしまわれず手に取れる辺りがミステリーの女王ではある。

No.12 4点 黄色いアイリス- アガサ・クリスティー 2010/01/26 21:28
ポアロ・マープル他諸々、バラエティーに富むと褒めるより纏まりに欠ける印象の方が強い短編集。
クリスティーは基本的に短編より長編の方が技巧が冴えている印象が強い。
ポアロ物の表題作をドラマで観たので、これもおさらいしてきた。
ドラマで大量にクリスティー作品に接すると「意外な犯人」設定が‘まったく’意外に感じられなくなる弊害が生じる事に今更ながら気付いた。
逆に言えば自分がポアロになった気分を味わえてもいる。

No.11 4点 書斎の死体- アガサ・クリスティー 2010/01/26 21:13
※私事だが「奇術探偵ジョナサン・クリーク」(海外ミステリドラマ)の年末年始一挙再放送を観たくてAXNミステリー(スカパー)を1月だけ契約した(これで12~1月のふた月視聴可)
オマケ的にホームズ・ポアロ・マープル・フロスト警部・バーナビー警部のドラマも大量に録画視聴中。
そこでファジーな読書月間を独自に企画し実施中。
これもドラマで先に観た(なんと2種類)
2女優の違ったマープルを観る以外に見どころがなく、図書館でのおさらいでも新たな発見は無かった。
やっぱりポアロの方が好きだ。

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江守森江さん
ひとこと

※「読書(ミステリ)は趣味で娯楽」「相容れない主張(嗜好)は、どこまでも平行線」を標榜している。
※多くの作品に接する努力として、映像化作品で済ます等々、ファジーな方法を常に模索している(本質的...
好きな作家
高木彬光、天藤真、平石貴樹、古野まほろ (ミステリーに限定しなければ一番は梶山季之...
採点傾向
平均点: 5.00点   採点数: 1256件
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