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toukoさん
平均点: 6.16点 書評数: 241件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.14 6点 写楽 閉じた国の幻- 島田荘司 2012/01/14 23:47
主人公の妻を完全悪役扱いにするんなら、ただの見栄っ張りで我儘なお嬢様にしておけばいいのに、主人公の親を単身赴任中に丸投げで介護させて欝病にさせたことがあるとか、二度と子供が作れない身体である、なんてエピソードいらないでしょ……おかげで、主人公のいちいちデリカシーにかけるわりに、無辜の被害者ぶる身勝手さやウジウジぶりにイライラしてしまい、感情移入できませんでした。

女性学者は、妻と正反対の主人公にとって理想的女性像なのかと思ったら、詳しいことは何も書かれないまま、都合よく登場しては、尻切れトンボに退場。

ミソジニーがきついのは毎度のことだから慣れてるけど、頁数稼ぎの手段に使うのはきつすぎ。。

歴史の謎解きそのものは面白かっただけに、小説としては破綻しているの残念。

No.13 6点 溺れる人魚- 島田荘司 2011/04/02 16:16
本格ミステリ要素は薄いんですが、いつもの島田流トンでも陰謀論・トンでも疑似科学系の娯楽作品だと思えば十分楽しめます。
それにしても、書きようによっては、ミステリファンだけじゃなくもっと広範な読者にウケそうなのに(D・コードだってベストセラーになるんだから)、なぜいつもこんなに胡散臭げなインチキ色が強いんだろうか……そんな山師臭さが好きではありますが、不思議。

No.12 6点 リベルタスの寓話- 島田荘司 2011/04/02 16:08
なんでもかんでもミステリのネタに出来て、びっくり展開に持っていける作者はやっぱりすごいです。

オンラインゲームはちょっとだけですがやったことがあるので、RMTについてはなるほどと思いましたが、知らない人には説明不足だと思うし、大袈裟に書きすぎのような……。

No.11 6点 エデンの命題- 島田荘司 2010/02/15 22:12
島田荘司の作品中の薀蓄というのは、あくまでミステリを盛り上げるために利用しているだけなので、一部分だけをことさらに拡大解釈したり、曲解していたりすることが多いんですが、何でもミステリのためのアイディアにしてしまう姿勢は好きです。
一時期、島田が凝っていた冤罪事件についてのように、バイアスが思想的な偏向からくるものではなく、ミステリのトリックやエンタメに利用できるかによるものなので、この本もトンデモ本チックなところがあっても、楽しく読めました。

No.10 6点 漱石と倫敦ミイラ殺人事件- 島田荘司 2010/02/15 20:25
留学中、西洋コンプレックスからノイローゼ気味になっている前半の漱石が笑えました。

名誉白人と化した最近の御手洗の超人ぶりの背景には、こんな怨念があったのかしら……なんてつい邪推したくなる!?

No.9 6点 上高地の切り裂きジャック- 島田荘司 2010/02/01 21:14
表題作の方がきれいにまとまっているとは思いますが、強引な山手の幽霊の方が作者らしいスケールの大きなワクワク感と力づくな強引さがあって、個人的には面白かったです。

No.8 6点 摩天楼の怪人- 島田荘司 2009/11/30 21:41
読者が推理で到達できるような真相じゃないのにも関わらず、薀蓄も仕掛けも物足りなかったです。
個人的に島田氏には、本格の枠にこだわらないのなら、もっともっとはっちゃけて、最低限、合理的なオチがつくトンデモ系スレスレのホラーみたいなのを書いて欲しいのに、近年、全体に小粒になってきてますよね……以前はどんだけすごかったんだ、という話になるんですが。。
せっせと勉強したであろう知識の使い方も常識的というか優等生的でつまらないので、資料を足がかりに独善的でいいから、独自の奇想ワールドを構築して欲しいものです。

No.7 7点 魔神の遊戯- 島田荘司 2009/09/27 20:18
あら、やられた……セオリー通り、犯人と思しき人物は除外するとして、これだけのヒントと違和感バリバリの記述があれば、当然わかるはずの真犯人が見抜けませんでした;
脳科学の専門家という設定ではありますが、結構いい加減なのはともかく、アル中の作家のキャラやその他のキャラも立っていて、楽しめました。

No.6 6点 ハリウッド・サーティフィケイト- 島田荘司 2009/08/22 17:37
ハリウッドセレブのスキャンダルを書いた本は数あれど、日本の中年男性作家の手にかかると、スポーツ新聞のエロ小説コーナーにでも連載してたのか!? と思えるほど、おやぢ向けの俗っぽいエログロ描写に……そのへんは若干辟易しましたが、みんな大好き・ありがち○○○陰謀論からケルトの薀蓄、最先端医療等を強引な設定・展開に結びつける手法や団塊特有の暑苦しい主張等、いかにもーな島田節が堪能できました♪
IQ200以上(測定できるのか!?)の登場人物たちの話のわりに、真剣に読むと、確実にIQが低くなっていきそうな作品(笑)、ではありますが、この天然なトンデモっぷりと大風呂敷の広げ方(回収の仕方も)は個人的に好き。

で、私もレオナと同じことをずっと疑っていたんですが、弁護士の派遣のくだりで否定されたとばかり……レオナの女優っぷりに騙された!

No.5 6点 龍臥亭幻想- 島田荘司 2009/07/06 21:41
前作の「龍臥亭事件」はずいぶん前に読んで、うろ覚えの状態だったのですが、舞台・登場人物はかぶるものの、独立した話なので、大丈夫でした。

伝説、次々起こる奇奇怪怪な事件など、読んでいる間は大変、楽しかったのですが、肝心の謎解きが無理がありすぎでは……絵の謎が放置されたままとか、偶然が多いとかはともかく、犯人を誤認させるメイントリックにそりゃないだろうと。
……このあたり、男女で感覚違うかもですが;

No.4 6点 UFO大通り- 島田荘司 2009/06/06 00:25
小品ですが、御手洗ものを読んだ、という満足感が。
ありえない状況→強引な推理→合理的解決→石岡の間抜け面
やっぱり御手洗ものはこうでないと!?

No.3 5点 異邦の騎士- 島田荘司 2009/06/06 00:22
かなり前に読んだのですが、ミステリーというより青春小説としての印象の方が強いです。

ラストの御手洗がかっこよすぎて、感動するよりはつい笑ってしまいました(^_^;)

No.2 6点 ネジ式ザゼツキー- 島田荘司 2008/10/29 02:16
「眩暈」の序盤部分の謎解きだけで一冊書いてしまったって感じで、やや物足りなさが残りました。
悪くはないけど小粒な印象。

No.1 6点 アトポス- 島田荘司 2008/09/17 21:19
長いわりに一発ギャグ(なんて言ったら語弊があるだろうけど;)なんじゃないですか、この作品。
いえ、ビックリしましたけどね。
相変わらず田村正和のセルフパロディに匹敵するレベルの御手洗先生の二枚目描写にもつい笑ってしまいました……砂漠の白馬の王子様かい!? と思わずツッコミを入れたくなる……笑。

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toukoさん
ひとこと
ミステリマニアではないんですが、読書は大好きで、特にジャンル問わずなんでも読みます。ミステリもそれなりに読んできているとは思うんですが、内容をすぐ忘れてしまうのが難点……。
好きな作家
ウンベルト・エーコ
採点傾向
平均点: 6.16点   採点数: 241件
採点の多い作家(TOP10)
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島田荘司(14)
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