方針
なるべく長所を見るようにしていきたいです。
書評が少ない作品を狙っていきます。
書評が少ない作品にはあらすじ（導入部＋α）をつけます。
海外作品には本国での初出年を明記します。
採点はあまり重視しておりませんが、ミステリとしての良さ、歴史的価値は大切にしていきたいです。
同一作者の作品については点数の優劣に気を配ります。
帯に短し襷に長しの分量でまとめたいと思っております。
所有している書籍のみ書評します（例外少数あり）。
現役の国内作家の書評は控えます。

採点の傾向（こうなってしまっている）
採点基準を統一しなくてはいけないと思いつつ、うまくいっておりません。
採点は他の方に比べると甘いと思います。その代わり口（書評）は悪いです。
人気作、人気作家にはシビアになってしまいます。
新人には甘めです。もっと読まれて欲しいと願う作品にも甘くなってしまいます。
若い頃に読んだ作品は思い出補正がかかって高得点にしてしまいがちです。
変な個性のある作品に甘くなってしまいます。
好きな作家のいまいちな作品は厳しい採点となります。
一部大好きな作家（シムノンなど）、作品もミステリ要素を鑑みて採点は抑えています。そういうのは書評で愛を表明します。

７点以上　他人さまにお薦めできる
４点以下　面白くない。時間の無駄だった
２点以下　怒りを感じるレベル
４点以下の作品について書評することはほとんどないと思います。
まだ見ぬ傑作に備えて10点はつけません。

※2023年1月10日　更新しました。
(登録日時： 5月26日(月) 17:41)

Ｑ1.月に何冊くらいミステリを読みますか？
五冊前後。 <br>

Ｑ2.ミステリ以外によく読むジャンルはありますか？
恋愛小説と身辺雑記系小説は苦手です。 <br>いろいろなジャンルがごちゃ混ぜになった小説が好きです。

Ｑ3.一番最初に読んだミステリは？それはいつ？
たぶん小学生の時に読んだシャーロック・ホームズです。

Ｑ4.ミステリにはまったきっかけの作品は？
父が読んでいた高木彬光の神津恭介もの。

Ｑ5.新作が出たら(高くても）必ず買う作家は何人いますか？
必ず買うと思われるのは死んでしまった人ばかり。悲しい。 <br>ジョナサン・キャロルは買います。 <br>

Ｑ6.一番たくさん人に薦めた作品は？
「ぼくたべないよ」さねとうあきら　井上洋介

Ｑ7.あなたの読み方の特徴は？
気に入った本は何度も読む。 <br>

Ｑ8.ミステリの中で、特に好きなジャンルや設定はありますか？
人物造型を大切にしているもの。 <br>動機を重視しているもの。 <br>ありふれた設定をかつてないような形で提示しているもの。例えば「記憶喪失」「双子」「夢オチ」などを斬新な手法で料理している作品なんかがあればいいですね。

Ｑ9.逆に、あまり好きではないジャンルや設定はありますか？
人間を駒のように扱う作品。 <br>（そういうものでも例外的に好きなものはありますが） <br>グロいだけの作品。 <br>作者と同じ名前の登場人物。 <br>他人の作品をあまり読まない作家。「面白い小説が世の中にはないんで俺が書いちゃいました」みたいなことを言う奴は大嫌いです。

Ｑ10.あなたのミステリ観に影響を与えた人物・書物・団体等は？
学生時代にレイモンド・チャンドラーを読んで、ミステリでも謎ときだけではなく、文章と人物造型を大切にする作家がいるんだと知りました。 <br>虚無への供物を読んで、ミステリを挑発するような面白い作風もあるのだなと知りました。 <br>「カラマーゾフの兄弟」がミステリだったのには驚きました。