皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
レッドキングさん |
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平均点: 5.25点 | 書評数: 818件 |
No.12 | 4点 | 水晶のピラミッド- 島田荘司 | 2020/07/14 08:29 |
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これ読んだこと忘れてた。この人、90年代から話がくどいんだよ。それでも「眩暈」とかは面白く読めたが・・ |
No.11 | 4点 | 龍臥亭事件- 島田荘司 | 2020/07/14 08:10 |
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トリック作家:島田荘司礼賛やぶさかではないが、小説作家:島田荘司は退屈である。 |
No.10 | 6点 | 漱石と倫敦ミイラ殺人事件- 島田荘司 | 2020/02/20 19:11 |
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「空中ブランコ」「ジェットコースター」級の大技トリックより、これ位の中技の方が、品格と含蓄があって良い。
夏目漱石に対しても、彼の「異常性」を描きながら、「リスペクト」を失っていないところが素晴らしい。 |
No.9 | 4点 | 異邦の騎士- 島田荘司 | 2020/02/20 18:53 |
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島田荘司では「眩暈」と並んで好きな小説だ。個人経歴の改竄と記憶操りトリックが実にミステリアス。
ただ、メインのオチ「僕ってだれ?」種明かしが、御手洗潔シリーズ読んでないとインパクトない。残念! |
No.8 | 7点 | 切り裂きジャック・百年の孤独- 島田荘司 | 2018/09/03 10:41 |
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史上名高いあの犯罪を解決するとは驚いた。ただあの事件はもう伝説を越えて神話の領域に達しつつある事象だから、合理的解決ちとシラケるかな。
※どこかで「切り裂きジャック=ジョンワトスン博士」説ての読んで個人的に大受けした 2022年追記。コナンドイルの某短編読んでて、これ思い出した。これ、6点てことないなあ・7点に格上げしちゃう。 |
No.7 | 4点 | アトポス- 島田荘司 | 2018/09/03 10:23 |
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大技トリックというより 大味トリックだ |
No.6 | 6点 | 眩暈- 島田荘司 | 2018/09/03 10:17 |
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これは好きだ 清張や「火車」味の犯人に ホラー風味もなかなか ただあの建物の秘密あれバレるだろ もっと高層か複雑構造の方がよくね |
No.5 | 5点 | 暗闇坂の人喰いの木- 島田荘司 | 2018/09/03 08:01 |
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三つの大技中技トリック・・・「北の2/3の~」の二番煎じと「獄門島」のあれの変形と建物「トリック」・・・が豪華に出てくるが「ダマ」になっていて話に溶け込めてない 犯人の動機は横溝風で あの「異国の巨人が来日して巨樹になった」って魅力的な寓話を活かしきれなかった |
No.4 | 5点 | 北の夕鶴2/3の殺人- 島田荘司 | 2018/05/30 19:10 |
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不可能トリックはミステリの「華」だ。どんなに小説として面白くとも、トリックのしょぼい、さらにトリック自体のない物はミステリとしてあまり評価できん。そう言う意味で、島田荘司こそ「至上の日本ミステリ作家」と呼ぶべきだろうに・・ところが、そうとは思えない・・自己矛盾した話だが。この作品の大技トリックにしても、そこだけ取り出せば「すげえ」となるが、ミステリとしては「うーん」なのだ。なぜだろう、要するにトリックが本体と分離してしまっているのだ。トリックは「華」としてだけでなく「根」「茎」としても機能しないと面白いミステリにはならないと思い知らされる・・ワガママ贅沢な要求だが・・と書いてきて「星を継ぐもの」ってSFミステリはトリックが即「茎」になっているからミステリとして面白いのだと連想が移った。 |
No.3 | 5点 | 奇想、天を動かす- 島田荘司 | 2018/05/29 18:29 |
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不思議怪奇現象とそのタネ明かしに、胡散臭い「浪花節」が肉付けしてある。車内便所からの消失トリックはなかなかだが、お話自体がチト頂けない。乱歩「踊る一寸法師」オマージュと社会派プレゼンテーション両方を包括しようとする、島荘の自己顕示欲がミエミエであざとく・・ |
No.2 | 5点 | 斜め屋敷の犯罪- 島田荘司 | 2018/05/21 22:59 |
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この試みやよし でも命中するかなあ |
No.1 | 8点 | 占星術殺人事件- 島田荘司 | 2018/05/19 12:53 |
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骨格は被害者加害者入代りトリック発展形だが、素晴らしいこと、この上ない。惜しいことに小説自体が面白くない。
(2021年訂正追記)カーや「人狼城の恐怖」「監獄島」等と併せてあらためて再読した結果、これに7点以下評価はないと痛感。ので7点から8点に変更。 |