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皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

文生さん
平均点: 5.88点 書評数: 415件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.6 7点 覆面作家の夢の家- 北村薫 2017/11/05 19:39
肩の力を抜いてサクサクと読める軽ミステリーの佳作。完結編である第3弾はラストシーンの美しさに1点プラス。余韻の残る良い最終回でした。

No.5 6点 覆面作家の愛の歌- 北村薫 2017/11/05 19:34
2重人格のヒロインと主人公との掛け合いが楽しいシリーズ第2弾。
ミステリーとしての出来はそこそこですが、気軽に楽しめるものを探している人にはおすすめのシリーズです。

No.4 6点 覆面作家は二人いる- 北村薫 2017/11/04 13:18
ミステリーとしては小品で可もなく不可もないという感じですが、編集者の主人公とぶっとんだ設定のヒロインの掛け合いが楽しい作品です。円紫さんシリーズの生真面目コンビのふたりが苦手だったのでそのギャップもあり、こちらのシリーズは思いのほか楽しく読むことができました。

No.3 7点 冬のオペラ- 北村薫 2015/03/09 04:00
作者の代表作である『空飛ぶ馬』や『夜の蝉』などと同系統の日常系ミステリだが、個人的にはこちらの方が楽しむことができた。
探偵のキャラが立っており主人公も親しみやすい。
文学的な味わいは後退しているが、ミステリとしての切れ味は素晴らしく、全体的に肩のこらないエンタメ作品に仕上がっている。

No.2 5点 夜の蝉- 北村薫 2010/01/20 13:17
前作同様、趣味が渋すぎ、四角四面の語りがまじめすぎなヒロインが駄目でどうにも苦手な作品。小説としての完成度の高さは認めながらも、高い点数はつけづらい。

No.1 2点 空飛ぶ馬- 北村薫 2010/01/19 14:37
まずミステリーとしての魅力を感じなかった。
いい子ちゃんすぎて妙にじじくさい趣味のヒロインがまったくもって肌に合わない。
同じ日常ミステリーでも加納朋子の「魔法飛行」は大好きなのだが。
こちらも読書好きのいい子ちゃん女子大生がヒロインなのだが、いい子ちゃんすぎず血肉の通った魅力があった。

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文生さん
ひとこと
本格脳なので本格度が高いほど評価も高くなります。ただし、本格好きと言ってもフェアプレーなどはどうでもよい派なのでロジックだけの作品は評価が低めです。トリックやプロットを重視した採点となっています。
好きな作家
ジョン・ディクスン・カー、土屋隆夫、竹本健治、山田正紀
採点傾向
平均点: 5.88点   採点数: 415件
採点の多い作家(TOP10)
ジョン・ディクスン・カー(18)
アガサ・クリスティー(17)
エラリイ・クイーン(11)
カーター・ディクスン(11)
横溝正史(11)
森村誠一(9)
竹本健治(9)
東野圭吾(9)
法月綸太郎(8)
米澤穂信(8)