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nukkamさん
平均点: 5.45点 書評数: 2753件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.21 5点 修道士カドフェルの出現- エリス・ピーターズ 2020/05/27 21:24
(ネタバレなしです) 「光の価値」(1979年)、「目撃者」(1981年)、「ウッドストックへの道」(1985年)とぽつりぽつりと発表された修道士カドフェルシリーズの中短編3作を集めて1988年に出版された唯一の短編集です。英国オリジナル版ではカラー印刷されたイラストが現代教養文庫版ではモノクロ印刷なのは残念。でもその出版社(社会思想社)は2002年に倒産しているのですから今思えば頑張ってイラスト掲載してくれただけでも感謝すべきでしょうね。このイラストのカドフェルの丸みを帯びた顔立ちと英国のTVドラマ版でカドフェルを演じたデレク・ジャコビ(1938年生まれ)のゴツゴツした風貌はあまり似てませんけどね(笑)。「ウッドストックへの道」はミステリーらしさが弱くてすっきり感もありませんが修道士になる前のカドフェル(つまり兵士時代)の物語としてファンには貴重な作品。「光の価値」が謎解きとドラマの両立ができていて最もシリーズの特徴が出ています。「目撃者」は一番本格派推理小説らしい作品なのはいいのですが、「シュルーズベリ人なら誰でも知っている」と説明されてもねえ。余談ですが巻末解説のクイズは私には全く歯が立ちません。正解も載せてほしかった。

No.20 6点 雪と毒杯- エリス・ピーターズ 2017/10/19 13:21
(ネタバレなしです) 1960年発表のシリーズ探偵が登場しない本格派推理小説です。往年のオペラ名歌手が死去するのを看取った遺産関係者たちが帰途で飛行機事故に会い、雪の山村にたどり着きますがその中の1人が毒殺されます。警察の介入はかなり後半になってからで、それまでは容疑者同士が謎解きに取り組むプロットです。最後のアクション場面以外は派手な場面はありませんが思わぬ証言で緊張感が一気に高まるなどサスペンスは十分あり、人物描写にも配慮されていてなかなかの良作です。後年の修道士カドフェルシリーズの謎解きに物足りなさを感じる読者にもお勧めです。

No.19 6点 氷のなかの処女- エリス・ピーターズ 2016/10/03 01:18
(ネタバレなしです) 1982年発表の修道士カドフェルシリーズ第6作で、「死体が多すぎる」(1979年)と同じく冒険小説としての要素が強い作品です。作中時代は1139年11月、内乱軍が勢力を盛り返してウスターの町が襲撃されます。姉アーミーナ、弟イーヴ、そして修道女ヒラリアの3人は共に脱出し、カドフェルのいるシュルーズベリへ向かいますがその後の行方がわからなくなります。単純な話、この姉と弟を捜すというのが目的の物語なんですがこの2人がそれぞれ勝手に動き回るのだからカドフェルたちも右往左往です(笑)。書き方によってはどたばた劇にもなったでしょう。ミステリー要素はやや少なめですが前の2作で探偵としての精彩を欠いていたカドフェルが久しぶりに名探偵らしい存在感を示しています。

No.18 7点 聖域の雀- エリス・ピーターズ 2016/09/26 01:41
(ネタバレなしです) 作中時代は1140年4月、カドフェルらが教会で祈りを捧げている所へ逃げ込んだ若者と彼を追ってなだれ込んだ群衆という場面で幕開けする1983年発表のカドフェルシリーズ第7作の本書では若い恋人たちが苦難を乗り越えていくという、このシリーズ定番の恋愛物語も描かれていますがそれ以上に印象的なのがオーリファーバー家で展開されるホームドラマです。P・D・ジェイムズのミステリーが「単なる謎解きではなく事件が登場人物に与えた影響やそれによって変わってしまった人生を描いている」とどこかで評されてましたが、本書はそれのピーターズ版と言えるのでは。謎解きとしてもシリーズ作品の中では上位にランクできる出来映えで、個人的にはシリーズ中トップ3のお気に入りです。

No.17 5点 死者の身代金- エリス・ピーターズ 2016/09/13 12:12
(ネタバレなしです) 1984年に発表された修道士カドフェルシリーズの第9作で、過去の作品にも登場していたシリーズキャラクターの身の上に重大な出来事が起こる、シリーズファン必読の1冊です(教養文庫版も光文社文庫版も裏表紙の粗筋紹介でネタバレしちゃってますけど)。作中時代は1141年2月、北方へ進軍したスティーブン王の元へシュルーズベリからも援軍を派遣していたが戦局は混乱し、思わぬ殺人事件が発生します。戦局の微妙な変化が豊かに描かれている分、謎解きの興味がやや寸断され気味な点はミステリーとしての評価の分かれるところでしょう。一応犯人当ての本格派ではありますがむしろ誰がどのようにこの事件を決着させるのかという点の方にクライマックスを置いている作品です。あと本筋とは関係ありませんがカドフェルの年齢も本書で明かされています。

No.16 5点 憎しみの巡礼- エリス・ピーターズ 2016/09/06 19:18
(ネタバレなしです) 1984年に出版された修道士カドフェルシリーズ10作目です。時代は1141年5月、スティーブン王と女帝モードの争いは形勢が逆転してモード優勢となりスティーブン擁護派のシュルーズベリが不安を隠せない状況下で起きた事件が扱われています。懐古調になったのか「聖女の遺骨求む」(1979年)、「氷のなかの処女」(1982年)、「聖域の雀」(1983年)などのエピソードが振り返られたり、懐かしの人物が再登場しています。特に要注意なのが「聖女の遺骨求む」のミステリー部分のネタバレをしていることで、未読の人は本書より先にそちらを読んだ方がいいと思います。前半は人物関係がばらばらでまとまりの悪い物語に感じられましたが最後には一つの流れに上手くまとめています。全体としては冒険小説のジャンルに属する作品ですが、本格派としての推理場面も終盤には用意されています。

No.15 5点 門前通りのカラス- エリス・ピーターズ 2016/08/11 10:07
(ネタバレなしです) 1986年発表の修道士カドフェルシリーズ第12作の本格派推理小説です。作中時代は1141年12月、新司祭としてエイルノス神父が任命されたのですがまるでケイト・チャールズのミステリーに登場するような嫌なタイプの聖職者です。あのラドルファス院長と互角のやり取りするほどの天晴れな(笑)悪役ぶりは印象に残ります。カドフェルがある容疑者の無実を晴らすことには貢献しているものの、真相が明らかになる場面ではほとんど脇役にとどまっているのは謎解きとして物足りませんでした。なお若干ながら「死体が多すぎる」(1979年)のネタバレが作中にありますのでまだ未読の人はご注意下さい。

No.14 6点 代価はバラ一輪- エリス・ピーターズ 2016/07/31 00:51
(ネタバレなしです) 毎年庭に咲く白バラの最高の一輪を届けることを条件に夫との思い出の詰まった屋敷を修道院に寄進した未亡人へのバラを摘み取る時期が近づいた1142年5月にバラの根本で死体が発見される事件を描いた、1986年発表の修道士カドフェルシリーズ第13作です。容疑者群の中で唯一犯人のみが持っている特徴に着目して推理するなどシリーズ作品中では最も本格派推理小説としての謎解きがしっかりしていると思います。ロマンスについても無器用な片思いを複雑に絡ませるなど従来とはちょっと違う展開を用意しているのも新鮮です。

No.13 6点 死と陽気な女- エリス・ピーターズ 2016/07/25 02:04
(ネタバレなしです) 1962年発表の本書は「カマフォード村の哀惜」(1951年)から久方ぶりに書かれたフェルス一家シリーズ第2作ですがミステリーとして格段の進歩が見られます。丁寧な人物描写は後年のカドフェルシリーズと共通していますが、探偵役が警官なので(解決はやや強引ながらも)謎解き要素はカドフェルシリーズより濃厚です。プロであるジョージ・フェルス(部長刑事)の探偵活動とアマチュアであるドミニック・フェルスの探偵活動の両方が絡み合うプロットはユニークで、そこにフェルス一家の家族交流や少年ドミニックの成長物語の要素が上手く絡み合い、MWA(アメリカ探偵作家協会)の最優秀長編賞を受賞したのも納得の出来栄えになっています。

No.12 4点 ハルイン修道士の告白- エリス・ピーターズ 2016/07/18 19:04
(ネタバレなしです) 時は1142年12月、事故で重傷を負って死を覚悟したハルイン修道士がラドルファス院長とカドフェルにかつて人を死に追いやった罪を語り始めることから物語が始まる、1988年発表の修道士カドフェルシリーズ第15作です。このシリーズは単なる謎解き小説ではなく人間ドラマとして読ませることにも力を入れていますが本書の場合は特にその傾向が強く、前半は完全に非ミステリー作品のプロットになっています。後半になるとようやくミステリーらしくなってきますがこの締めくくり方ではミステリーとしては不満を覚える読者も多いのではないでしょうか(だから私は厳しい採点にします)。しかしある登場人物が言うように「神のお導きにより」としか思えないような展開が充実の読み応えを感じさせる人間ドラマを成立させています。

No.11 5点 背教者カドフェル- エリス・ピーターズ 2016/07/12 20:06
(ネタバレなしです) 1994年発表の修道士カドフェルシリーズ第20作はエリス・ピーターズ(1913-1995)の遺作となりました。このシリーズは年代記的な要素もあるのですが特に本書は過去作品を読んでいないと面白さが激減すると思います。少なくとも「氷のなかの処女」(1982年)は事前に読んでおくべきでしょう。スティーブン王とモード女帝が登場するのも大変貴重ですし(私の記憶違いでなければ後者はシリーズ初の直接描写かと思います)、小規模ながら戦闘場面まであります。本格派推理小説としては弱くて推理がほとんどないまま場当たり的に解決していますが(でも容疑者がとても少ないので犯人は結構当てやすい)、起伏のある冒険要素の強い物語として(もちろん人間ドラマとしても)楽しめます。

No.10 4点 カマフォード村の哀惜- エリス・ピーターズ 2016/06/25 18:16
(ネタバレなしです) 英国の女性作家エリス・ピーターズ(1913-1995)は修道士カドフェルシリーズの歴史本格派推理小説で世界的に有名ですがこのシリーズが発表されたのは1977年からと意外に遅いです。作家活動自体は1930年代にまでさかのぼることができますが最初はミステリーでない歴史小説の分野で活躍し、本格的にミステリーを書くようになったのは1950年代になってからです(但し1930年代にも別名義で若書きのミステリーを書いてはいたようです)。本書は1951年発表のフェルス一家シリーズ第1作ですがまだ文章が硬く、人物の描き分けが上手くなくて後年の作品群に見られる人間ドラマとは雲泥の差です。謎解きも中盤まで盛り上がりに乏しく終盤になってようやく巻き返してはいますが本書ならではという個性が感じられません。作者もこれでは駄目だと感じたのかシリーズ次作の「死と陽気な女」(1962年)を発表するのに10年以上かけています。本書はまだ習作レベルというべきでしょうか。

No.9 7点 納骨堂の多すぎた死体- エリス・ピーターズ 2016/06/23 10:03
(ネタバレなしです) 修道士カドフェルシリーズが世界的ヒットしたのは納得できるのですがそれに比べてフェルス一家シリーズが(少なくとも日本では)あまりにも冷遇されているのは納得できません。1965年発表のシリーズ第4作である本書を読むとその思いはますます強くなります。miniさんのご講評にもあるように人間ドラマとしての面白さは修道士カドフェルシリーズと遜色ないし、本格派推理小説としての出来映えでは上回っています。十分に傑作ではありますが謎の面白さをもっと演出できただろうとか、家族ドラマと謎解きをもっと密接に絡ませられたのではとか色々贅沢な注文をつけたい気もします。それだけ魅力的なネタで一杯の作品です。

No.8 5点 デーン人の夏- エリス・ピーターズ 2016/06/04 05:03
(ネタバレなしです) 1991年発表の修道士カドフェルシリーズ第18作です。1144年4月、懐かしのマーク(かつてのカドフェルの弟子)との再会で物語は幕を開け「死者の身代金」(1984年)に登場した某人物も重要な役どころで出演します。内容は完全に冒険スリラーと言ってよいでしょう。一応殺人事件と犯人探しも用意されていますがストーリーのメインテーマではなく、カドフェルも単なる傍観者的な役回りに留まります。冒険スリラーとしては様々な登場人物の思惑や行動が入り乱れ、どんでん返しの展開がスリリングですが、本格派推理小説を期待する読者には楽しめる部分は少ないと思います。

No.7 5点 陶工の畑- エリス・ピーターズ 2016/05/27 19:59
(ネタバレなしです) 1989年発表の修道士カドフェルシリーズ第17作です。1143年8月によその修道院と互いの所有する土地を交換することになり、10月には新しい土地の開墾を開始しますが作業中に女の死体が発見される事件が起こります。今回は犯人探しの前にまず「被害者は誰か?」という謎を解かねばなりません。「死体が多すぎる」(1979年)では割合あっさりとこの問題を片付けたのに対して、本書はなかなか被害者の正体がわからずちょっとじれったい展開ですが、謎を巡ってカドフェルと執行官のヒュー・ベリンガーが議論する場面を丁寧に描いたり、この人が被害者かと思わせてどんでん返しがあったりするなど中盤まではいつも以上に本格派推理小説らしさを感じることができます。コナン・ドイル作品に前例があるとはいえ珍しい真相を用意しており、これは(当てずっぽうでも)見抜くことは難しいでしょう。フェアに手掛かりを提示しているわけではないので不満を感じる読者もいるかもしれませんが。最後にこの事件をどう幕引きするのかという課題を突きつけているところは「死者の身代金」(1984年)を連想しました。

No.6 7点 死体が多すぎる- エリス・ピーターズ 2016/05/14 22:19
(ネタバレなしです) 本書のminiさんのご講評で「物語中心の本格というのもありだと思う」とこのシリーズを統括評価されていますが私も賛成です(謎解きの魅力がないことの免罪符乱発になっても困りますけど)。1979年発表のカドフェルシリーズ第2作の本書の場合はどうでしょう?作中時代は1138年8月、94人の戦争捕虜を処刑したはずなのに埋葬のためにカドフェルたちが調べると死体が95体あったという発端は非常に魅力的です。しかし余分の死体の正体はあっさりと判明します。書き方によってはここにもっとページを費やすことも可能でしょうがそこはピーターズ、どんどん話を進行させます。前作の「聖女の遺骨求む」(1977年)が神秘宗教劇的な要素が強かったのに対して本書は冒険小説的な要素が強いです。特にカドフェルとある登場人物〇〇との、財宝を巡っての虚々実々の駆け引きは見事な出来映えです。犯人当てとしては弱く、ある登場人物が指摘したように論理的関連のない推理ですがストーリーの面白さは抜群で、結末の弱点をカバーしています。

No.5 5点 聖女の遺骨求む- エリス・ピーターズ 2016/05/12 18:49
(ネタバレなしです) 歴史ミステリーというジャンルはあのジョン・ディクソン・カーがパイオニアと言われていますが、シリーズ探偵を設定しなかったことが災いしたのかその時は人気を博するというところまでにはいかなかったようです。しかしウンベルト・エーコの「薔薇の名前」(1980年)やこの修道士カドフェルシリーズの成功により歴史ミステリーは市民権を得て、今では色々な作家が書くようになっています。1977年発表の本書はカドフェルシリーズの記念すべき第1作で、フーダニット型の本格派推理小説です。舞台は12世紀の英国(本書では1137年5月)ですが、さほど歴史に強くなくても十分に楽しむことができます。クリスティーを彷彿させるようなストーリーテンポが心地よく、なるほど幅広い人気があったのも納得できます。ただ謎解きとしては、ある容疑者に動機があり犯行機会があるのがわかっただけで解決へと持っていくのが強引で、やはり何かしらの決定的手掛かりが欲しかったです。

No.4 6点 修道士の頭巾- エリス・ピーターズ 2015/10/11 22:18
(ネタバレなしです) 1980年の修道士カドフェルシリーズ第3作でCWA(英国推理作家協会)のシルバー・ダガー賞を獲得した作品ですが、シリーズの中で特に突出しているとは思えません(といっても受賞がシリーズの知名度を上げたことは疑いないでしょう)。カドフェルがある理由で遠隔地に赴き、それが事件解決につながるプロットは上手い展開だと評価するか好都合すぎると評価するか悩みます。謎解きとしては特に凝った仕掛けはなく、人間ドラマを楽しむのがよいかと思います。カドフェルが第三者の立場でないのが新鮮で、周囲の目を気にしながらの探偵ぶりが面白いです。修道院のヘリバート院長の進退問題と彼の地位をねらう一派の思惑もサイドストーリーとして楽しめます。

No.3 6点 異端の徒弟- エリス・ピーターズ 2015/08/14 14:32
(ネタバレなしです) 1989年発表の修道士カドフェルシリーズ第16作です。序盤や終盤での宗教議論はキリスト教徒でない私には少々なじみにくい面がありますが(難解過ぎるほどではありませんけど)、それを差し引いても物語としては起伏豊かで面白い作品です。謎解きは手掛かりがあまりにもわかりやすくかつ整然と提示されていくのでほとんどなし崩し的に犯人がわかってしまうのがちょっと残念ですが(やりようによっては意外性を出せたと思います)、苦難を乗り越える若い男女のストーリーを書かせてはこの作者は本当に上手いと思います。カドフェルも十分に活躍していますが、ラドルファス院長の頼もしさも印象的でした。

No.2 5点 聖なる泥棒- エリス・ピーターズ 2015/06/21 23:58
(ネタバレなしです)  1992年発表の修道士カドフェルシリーズ第19作です。宗教色が強い作品ですがキリスト教信者でなくてもわかりやすい物語です。とはいえ泥棒行為さえも「神のお導き」と正当化している議論は、巻末で解説されているように身勝手と感じる読者も多いのでは。謎解きはかなり幸運にまかせて(これも神のお導きか?)解決されています。なお本書を読む前に「聖女の遺骨求む」(1977年)と「陶工の畑」(1989年)を読了することを勧めます。特にシリーズ第1作である前者についてはこれまでの作品でもネタバレされていましたが、本書ではついに犯人の名前までが堂々ばらされてしまってますので。

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nukkamさん
ひとこと
ミステリーを読むようになったのは1970年代後半から。読むのはほとんど本格派一筋で、アガサ・クリスティーとジョン・ディクスン・カーは今でも別格の存在です。
好きな作家
アガサ・クリスティー、ジョン・ディクスン・カー、E・S・ガードナー
採点傾向
平均点: 5.45点   採点数: 2753件
採点の多い作家(TOP10)
E・S・ガードナー(78)
アガサ・クリスティー(55)
ジョン・ディクスン・カー(44)
エラリイ・クイーン(41)
F・W・クロフツ(30)
A・A・フェア(27)
レックス・スタウト(26)
ローラ・チャイルズ(24)
カーター・ディクスン(24)
横溝正史(23)