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[ 本格/新本格 ]
亜愛一郎の転倒
亜愛一郎シリーズ
泡坂妻夫 出版月: 1982年07月 平均: 7.62点 書評数: 21件

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角川書店
1982年07月

角川書店
1986年11月

東京創元社
1997年06月

No.21 8点 みりん 2023/08/12 15:31
こ〜れは読んでいて楽しい。ヒジョーに楽しい(^^)
なんだ『狼狽』より『転倒』の方がイイじゃん。
『狼狽』に比べたらハズレもあるけど『転倒』の方が3発くらいガツンと来たよ。

気に入ったの3つ挙げると『藁の猫』『意外な遺骸』『病人に刃物』
『藁の猫』は狼狽の『DL2号機事件』っぽい。完全を忌避する人間の心理をついたロジックのマジック(?) いや〜実に素晴らしい。
『意外な遺骸』では趣向を偏重する犯人が登場するが、遊び心満載の泡坂妻夫そのものじゃんね。
『病人に刃物』 もしこれが無かったら『狼狽』を超えたとは思わなかっただろうってほど驚いた。これこそINPERFECT INSIDERにふさわしい。

『三郎町路上』の響子姉さんの再登場を願いながら『逃亡』に進みます

No.20 6点 クリスティ再読 2021/02/14 20:49
評者「狼狽」も最初4作凄い、という感覚なんだけど、第二弾のこれ、ホントにいい、と思うのは「病人に刃物」くらい。なんでかな?と思うんだけども、「趣向」という言葉で大体説明がつくようにも思う。
要するに、この短編集、作者が狙った「趣向」の色が強いんだよね。それを特に感じるのが「意外な遺骸」で、こういう見立て、作者が面白がり過ぎると、読者は逆にシラケる部分がでてしまうんだよ。いや「趣向」と狙いはわかるんだが、着地点の常識と狂気のバランス感覚でもう一つ面白さが出てない、のでは。「藁の猫」は「DL2号機事件」の縮小再生産みたいなもので、「DL2号機事件」は「ンなアホな」と「...それも、アリ?」が「そこまで、やるか!」に転じるバランスの中で成立してたのが、「藁の猫」だと妙に理に落ちた感じでまとまってしまう。「砂蛾家の消失」はこりゃ「神の灯」の消失次元の入れ替えの「趣向」を「狙い」すぎ。
常識のようで狂気、狂気のようで常識、というあたりの往還の面白さ、というのがやはりこういう逆説系作品の味わいになるようにも思うんだ。逆にあくまで誰も「狂って」いない「病人に刃物」に、アイロニカルな面白さが出てしまうのが、「趣向」を外れた「趣向」の面白さ、なんだと思う。

No.19 8点 mediocrity 2021/01/16 15:31
シリーズ2作目全8話。今回も良作ぞろい。
『砂蛾家の消失』『病人に刃物』は確かに驚きでしたが、むしろ『珠洲子の装い』『意外な遺骸』『三郎町路上』あたりの地味?だけど納得のいく作品の方が好みでした。

No.18 9点 虫暮部 2018/02/05 10:29
  論理の飛躍が楽しい名短編揃い。「砂蛾家の消失」が一番好き。
 「藁の猫」で不満なのは、“開かない扉”“重力を無視する水”等の創意工夫された間違いと比べて、“藁の猫”がよそから持ち込んだだけの単なる異物だ、と言う点。‟藁の猫”である必然性が無い。キャラクターの一貫性を損なっている気がする。ああいう人は凝り性だと思うんだよね。題名にしちゃったものだから尚更それが目立つ。

No.17 7点 まさむね 2016/07/12 21:56
 亜愛一郎シリーズ第2弾。
 個人的なベストは、転換の妙を堪能できる「病人に刃物」でしょうか。見立て殺人の理由が秀逸「意外な遺骸」、なるほどと納得「珠洲子の装い」、死体消失ド本格「三郎町路上」も好みのタイプでした。「藁の猫」のホワイも、現実味はともかくとして、捨てがたい。
 高水準な短編集であることは間違いないですが、前作「狼狽」の方が、より粒がそろっていたかな…というのが率直な感想です。

No.16 8点 青い車 2016/01/28 18:57
『意外な遺骸』が個人的ベスト。童謡になぞらえた事件のちょっとした不自然さに着目し、意表を突いた真相を導き出します。回文をテーマにしたところも言葉遊びを得意とする作者らしい稚気が感じられ、楽しいです。『病人に刃物』も良作。まさに逆転の発想が綺麗に決まっています。この二作だけなら9点を付けたいのですが、残念ながら出来にムラがある短篇集でもあります。『ねじれた帽子』『争う四巨頭』あたりは、シリーズらしい独特な推理のキレが感じられず、真相も地味です。全体のアベレージは『狼狽』の方が上と判断します。

No.15 6点 nukkam 2015/12/03 13:52
(ネタバレなしです) 1977年から1980年にかけて発表された亜愛一郎シリーズの短編8作を収めて1982年に出版されたシリーズ第二短編集です。派手な謎が印象的な作品では何と言っても「砂蛾家の消失」。折原一の「鬼面村の殺人」(1989年)に影響を与えたのではと思わせる家屋消失はインパクトが強烈。使われたトリックは異なりますが意外な共通点がありましたね。しかも消失以上にインパクトある謎解きまでありました。綱渡り的なトリックの「三郎町路上」や奇想天外な動機の「意外な遺骸」もなかなか面白かったです。一方でちょっとした謎から意外な真相を導こうとした作品は出来不出来があり、他愛もない謎が他愛もない真相で終わってしまったような作品もあります。

No.14 8点 sophia 2014/07/26 19:01
平均レベルは「狼狽」より落ちる。
「砂蛾家の消失」「珠洲子の装い」が好き。

No.13 7点 ボナンザ 2014/04/07 15:57
狼狽に比べると衝撃度は劣るが、それでもきわめて高水準な短編集。

No.12 8点 アイス・コーヒー 2013/10/24 17:20
容姿は二枚目、立居振舞は三枚目なカメラマン・亜愛一郎の短編集第二弾。
奇抜なトリック、興味深いテーマ、言葉遊び的なパズルという点で前作とはかなり類似した構成となっている。個人的なベストはさっきタクシーから降りたはずの人物が、後部座席で首を切られて死んでいる「三郎町路上」。首切りの理由や、運び込んだ方法など不可能に見える殺人を亜が解決する様子は痛快。
回文をテーマにした「意外な遺骸」や病院を舞台にした不可能犯罪「病人に刃物」なども奇抜で面白い。
一作一作にそれぞれのテーマが決められ、そこから読者を引き離すように勧められていく展開は、右手に注目させておいて左手で作業をする手品の様。ただ、テーマに走りすぎて違和感が消えてしまう作品も見受けられたので、前作よりはやや劣る(某作品は題名からしてわかってしまうかも。)。というより前作がすごすぎたのか…

No.11 6点 りゅう 2011/08/07 09:25
 相変わらず、亜愛一郎の推理は強引かつ無理矢理で、論理性や必然性は微塵もなく、思いつきで言ったようなことが真相だったという作品が多いです。そういうキャラクターの探偵だと言ってしまえばそれまでなんですが。「狼狽」の方が、作品集としては出来が良いと思います。
「砂蛾家の消失」
 家屋消失トリックは、それを成立させるための手法や伏線に工夫が見られるものの、途中で披露され破棄された方法と大同小異で、肩透かしに感じました。また、事件の真相を示唆するある事柄が、亜愛一郎は見て知っているのですが、読者には知らされていないことに不満を感じました。
「意外な遺骸」
 見立て殺人を行なった理由に説得力を感じました(特に「煮た」理由に)。個人的には、この作品集でのベスト作品です。
「病人に刃物」
 唯一、真相が山勘で当たった作品。タイトルが洒落れています。

No.10 7点 makomako 2011/01/02 11:14
 皆さんの評価が高い「砂蛾家の消失」と「病人に刃物」はすごく奇抜なトリックではあるのですが、現実にはほとんどありえないことが職業上分かってしまうのである面でちょっとびっくりした。しばらくしてひょっとしたら作者のことだからこの小説をある一定の知識があるものが読めば現実にはありえないことが分かることを承知の上で書いたのかもしれないとの思いに至りさらにびっくりした。
 まあそういったところがあるので一番好きなのは「珠洲子の装い」です。奇抜なトリックでもあり、なるほどこれならと納得させられる。

No.9 8点 2010/08/27 20:59
亜愛一郎シリーズ第2弾中、最も印象に残ったのはやはり『病人に刃物』ですね。まさに逆転の発想には驚かされました。
長編『喜劇悲奇劇』につながる趣向も楽しめる童謡殺人を扱った『意外な遺骸』は、童謡利用理由のとんでもなさがこの作者らしいところ。
『藁の猫』の芸術家気質に対する亜の推測の最後部分はちょっと飛躍しすぎていて、そこまで言えるのかなという気もします。『~狼狽』の『DL2号機事件』にも似た思い込みエスカレートぶり。
クイーンの『神の灯』を意識したに違いない『嵯峨家の消失』については、みなさんの評判はいいですが、個人的には消失方法自体はなんだかねえという強引さだと思いました。

No.8 7点 E-BANKER 2010/08/14 23:11
憎めない迷(?)探偵、亜愛一郎シリーズの第2弾。
相変わらず独特の切り口で不思議な事件を解き明かしていきます。
①「藁の猫」=短編らしいプロット。真相は「そこまでするか?」ですが、まぁ芸術家だからしようがないでしょう。
②「砂蛾家の消失」=個人的には本作中ベスト。家1軒が一晩で消える謎に挑みます。
③「意外な遺骸」=一見すると「童謡殺人」ですが・・・真相は意外と・・・
④「ねじれた帽子」=ホームズ物やブラウン神父物の香りがプンプン。真相はちょっと強引。
⑤「三郎町路上」=こちらは死体消失という大掛かりな謎に挑戦。トリックは結構薄味ですが、プロットは秀逸。
他3編の全8編。
高レベルな短編集ですが、「・・・狼狽」よりは若干落ちるような気がします。

No.7 7点 kanamori 2010/06/06 15:48
亜愛一郎シリーズの第2短編集。
続編なので「狼狽」で受けたほどの新鮮な驚きは受けませんでしたが、特異なロジックは健在だと思います。
トリックの豪快さで言えば「砂蛾家の消失」が一番だと思いますが、著者の持ち味が出ているのは、「藁の猫」と「病人に刃物」でしょうか。

No.6 8点 E 2010/05/15 23:39
やっぱり面白いですね。ひとつひとつ吟味しながら読みました!!

No.5 7点 vivi 2010/04/30 19:00
キャラクターや文体に馴染んできたので、
1作目よりはさくさくと読めました。
愛一郎のひょうひょうとしながらも、
結構抜け目の無いところが、作品の中でも自然に生きてますよね。
「藁の猫」や「病人に刃物」が個人的には気に入っています。

伏線の妙もしっかり味わえるものが多く、
最後に「そこでこれが出てくるのか!」というのも何度もあって、
感心しながら読みました。

No.4 8点 VOLKS 2008/12/23 21:00
シリーズ1作目よりも更に楽しめる作品群。
そして、まだまだ三角顔の老婦人の謎は解けない・・・(笑)

No.3 8点 マニア 2008/05/12 01:49
前作より楽しめた。
特に『藁の猫』『砂蛾家の消失』『意外な遺骸』『争う四巨頭』『病人に刃物』は秀逸。
人間の心理を抉る真相と、それに説得力を与える論理の力強さは泡坂氏の本領発揮といったところ。特に伏線、ヒントの回収はお見事。一瞬の油断も出来ない!

相変わらず、亜愛一郎をはじめとした登場人物の描写も冴えて面白い。

No.2 10点 レイ・ブラッドベリへ 2008/02/04 00:25
〔掘出された童話〕 
 暗号をテーマとした「掘出された童話」は、前作「亜愛一郎の狼狽」所載の短編。
僕は暗号モノが特別好きなわけではないのだが、大層面白く思ったので、ここで感想を。
 
 まず例によって構成がすごい。
 物語の冒頭に、暗号の全文4ページが、「さあ解いて見ろ」といわんばかりにドーンと掲げられる。(「もりのさる おまつり の」)。
 そして「一荷聡司(いちに さとし)は、面白い玩具に出会った」と、物語が開始する。
 一荷は事あるごとに、この「消えるドクロ」の玩具を見せびらかすのだが、雑誌社の編集部でこれを見た探偵が、突然、目を白くして倒れかかる。
彼はこのとき、玩具の仕掛けを見破ると同時に、冒頭の暗号解読の手掛かりを得たのだ。

 それから物語の進行と共に、(作者一流の手段による伏線として)次々に解読の手掛りが示されていく。
 暗号文の綴りミス。暗号作者の経歴(!)。ひいては彼の吝嗇(りんしょく)という性格までもが、解読の手がかりとなる。(でもさすがにこの部分は、いささか強引という気もするのだが…)。
 とにかく「読者への挑戦状」こそ無いが、まさしくこの物語は堂々たる「本格もの」として構成された一編であることがわかる。

〔本作の暗号について〕
 これまでミステリで創案された暗号は、例えばポーのものは数字や記号を組合せたものであり、ドイルのものは、様々なポーズをとった「人形の絵」であった。だから暗号文自体に意味はなく、それを読んでも「ん? 何だ、これ?」としか思えないものが多かった。
 ところが本作のものは「かな文字」で書かれた、きちんと意味の通る「童話」の体をなしている。それゆえ読者は、書かれている内容から意味を読み解こうとして、まんまと作者の仕掛けたワナに陥ることになる(のだと思う)。

 次に、この暗号文が二重の構造となっていること。
 「もりのさる」の暗号の構成に気づくと、そこにもうひとつの言語体系が浮かび上がる。
 そしてこれは、「コードブック」を参照しないと解けないものなのだ。
 このため解読の手がかりをつかんだ探偵は、しっかり図書館へ行って、このコードブックを調べている。

 それから解決編で、この二重に構成された暗号文を読者に説明するため、作者は「もりのさる」にルビをふる。

 なんという驚異!

 泡坂氏は、ひらがなで書かれた「もりのさる」にカタカナの「読み仮名」(!)をふるのだ。

〔亜愛一郎の転倒〕
 全8作中、亜愛一郎は、すべての物語で「ちゃんと」転んでいます。(笑)。
 それから「砂我家の消失」では、旅先の宿で目を覚ますと、隣にあった家屋が消えているという謎を扱っています。
 E・クイーンの作品と比べると(マジシャンでもある泡坂さんとは思えないような)「ちからワザ」の印象を受けましたが、これもまた一興なのでしょう。


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