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[ 本格 ]
レーン最後の事件
悲劇四部作
エラリイ・クイーン 出版月: 1957年01月 平均: 6.97点 書評数: 29件

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東京創元社
1957年01月

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1959年11月

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1961年01月

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No.29 6点 ミステリ初心者 2023/01/12 18:36
ネタバレをしております。

 これまで、レーン4部作を読んできませんでしたが、このたび遂に読破しました!
 気合を入れて読み始めましたが、なかなか殺人が起こらず、読み進めるのに苦労しました;; シェイスクピア関連の話は、あまり興味がわきませんでした…。犯人当てに関してだけ言えば、300ページぐらいがほぼ無駄なページとなっており、前半のシェイクスピア関連のトレジャーハント(?)のような歴史ミステリのようなものが楽しめるか否かがこの本の評価につながりそうですw 私はイマイチ楽しめませんでした。

 推理小説的要素について。
 まず、なんといっても、これまで名探偵として君臨してきたレーンが犯人であるというのは、この本だけでなく、4部作を巻き込んだ大ドンデン返しでしたねw 今では探偵役犯人系統の推理小説もよく見るので珍しくはなくなったのですが、当時はみんな騙されたのではないでしょうか? 実は私は、レーン最後の事件というタイトルから、ある程度メタ的な予想をしてしまいましたw ただ、それは事前にいくつかの探偵役犯人系統の本を読んだからです。
 また、探偵役犯人だけにとどまらずに論理的にそれにたどり着けるようになっているのが、エラリー・クイーンが並みの小説家ではない証拠ですね! 国名シリーズ並み…とは言いすぎかもしれませんが、ちゃんと論理的に犯人にたどり着けるようになっております。私はメタ的にレーン犯人の可能性に気づきましたので、アラーム時計のロジックには気づきました。細かい点は少々逃してしまいましたがw

 難癖をつけるとするならば、手斧で暴れまわるレーンがあまりにもドワーフで、名探偵にそぐわない気がするということですw 壊された時計の時間を狂わせておくぐらいはしそうなものですが…。レーンのセリフである、犯罪者は本質的にみんな愚鈍…みたいなセリフは自己に向けたものかもしれませんが。

 総じて。
 探偵が犯人であるようなドンデン返し系統の小説は論理性が犠牲になるか、叙述トリック一本釣りな作品が多いです。しかしクイーンの作品はちゃんと論理的に犯人を指摘できるつくりになっており、ドンデン返しと犯人当てが両立した良い作品と思います。ドンデン返しと犯人当ては相性が悪く、両立する作品は少ないと思います。
 ただ、もう少し小説全編にわたって犯人当てのヒントがちりばめられていたらもっと高評価でした。前半は好みではなく、やや退屈でした。
 ちょっと厳しめかな?と思いますが6点で!

No.28 6点 レッドキング 2019/04/25 21:47
こんな言葉が許されるのならば「蛇頭龍尾」。十代の頃の初読では「アクロイド」より衝撃的だった。これ読んで初めて「Y」のラストが理解できた。

No.27 8点 虫暮部 2019/03/18 10:58
 リアルタイムの読者は、本書が刊行された時、XYZ三部作かと思ったらまだあったんかい!? と突っ込んだのではないだろうか。

 必要以上に謎めいた行動をするキャラクターが目に付いて、心情的には充分納得出来たとは言えない。しかし(トリックやロジックではなく)ストーリーと言う点では、四部作の中で一番面白い。

 ところで何故ドルリー・レーンものの作者名はバーナビー・ロスからエラリー・クイーンに変わってしまったのだろう。複数のペンネームを持つ作家など珍しくないのに。どんな事情にせよ、野暮なことだなあと思う。

No.26 6点 ことは 2019/02/01 12:22
ラスト以外は読みどころがないと思うけど、やっぱりラストの構想はいいので、6点で。
角川の新訳で再読したので追記。
後半に出てくる2つの推理は、かなり魅力的な推理なのだが、前半3分の2は、あまりにも冗長で偶然が多い。これで全体の印象が悪かったのだなぁと再確認できた。後半の事件だけで中編にまとめていたら、「神の灯」以上の傑作になっていたかもと思う。

No.25 6点 クリスティ再読 2018/01/02 18:31
クイーンというと、何か「最後の」がつく作品がやたらと多い印象がある。「最後の一撃」「最後の女」でしかも本当の最後の作品はロスタイムめいた「心地よく秘密めいた場所」だし..で本作を評者のクイーン読書(まあ長編だけだが)のラストにとっておいたのだ。
どうせ4大悲劇なんて昔に読んでて、犯人とかトリックとか手がかりとか全部頭にはいっている状態での再読である。結構憶えてるもんだなぁ...と感しきり。
で今回読んだ感想だが、国名初期もXYZも、基本的に起きてしまった事件の捜査プロセス小説なんだけども、本作はエジプト十字架同様の「進行中の事件」ということになる。なのでいわゆる「読者の推理ポイント」とかハッキリしないタイプのミステリなんだよね。ここらが本作今一つパズラーマニアのウケが悪い原因のように感じる。とある身体的な欠陥が事件のキーになるのだが、クイーンの医学知識はというと、いい加減なものが多いので真に受けない方がいい。ちょっとアレは...とは思うけども逆に妙なサイケ感が出ていいじゃないか。
あとちょっと気になったのだが、エールズ博士がシェイクスピア=ベーコン説の信奉者、という話があったけども、この人の身元を考えるとかなり蓋然性が薄いと思うんだがどうだろうか(ちょいと細かい話過ぎるかな)。まあどうせなら、シェイクスピアの死因とかそういう方面をもっと突っ込んで歴史ミステリ色を付けても面白かったかもね(どうも本作のネタは「推理の芸術」によるとクイーンのでっち上げらしい)。
というわけで、本作、興味を引っ張っていく小説面で退屈しないで読めるのが良いあたりだが、殺人の犯人氏がどうしてその家に手紙があると確信しえたのか?および真相を秘匿した心理的な動機が、今一つ納得いかない。全体的な企画物だから仕方がないかな。本作は悲しい結末を迎えるけども、それはギリシャ悲劇的な意味での「悲劇」というよりも、市民的な間違い(能力が足りない事による失敗)による自死なのだから、「ロミオとジュリエット」を悲劇と呼びづらいように、本作も市民劇としてのコメディアなんだからね。そもそも悲劇三部作の後はサチュロス劇と相場が決まっている。「ヤコブのひげ」はシレノスの山羊ひげではなかったのか?

No.24 6点 いいちこ 2017/10/12 21:49
プロットが一本道で登場人物が少なく、リーダビリティは高い。
ただ、本格ミステリとしては、推理における合理性・論理性の瑕疵、真相が明かされない、無理がある点等が散見され、真犯人も想定の範囲内に止まっており、目覚ましいデキとは言えない

No.23 8点 斎藤警部 2017/02/24 00:21
ユゥモアたっぷりの導入部はロスと言うよりまるでクイーンの様! おまけに、危うく日常の謎と見紛いそうな不可解盗難&返却事件が連発!! マスタード付きハムサラダ三人前!!!

小説的に、どう考えても怪し過ぎる奴が一人いる。。しかし、いやしくもドルリー最後の事件がそんな安直な真犯人像を歓迎するだろうか。。。 そうですか、やはりそいつではなく、あの人が真犯人でしたか。。。。

緊張の手綱は中盤微妙に緩まりも見せるが、かの堂々たるラストシーンが全てを(ダブルミーニング?)眩しく包みこむ。そこへ辿り着く最後の急転直下も、突然の悲劇性と相俟って心を掴んで離さない。
どうしても先行三作を含めた四部作の終結部として読んでしまいますね。。それもまた良し。終わってみれば、前半折り返し前の予想を大きく上回る高評価領域へ。 それにしても、凄いな、この「動機」たちのぶつかり合いは!

ただ、ドラマティックな真犯人特定の決め手となる心証(同種三件)が、その雄大な悲劇性に較べると若干こじんまりしているきらいはあるかも。。まぁそれは瑣末な問題ですね。


【ドルリイ・レーン最後のネタバレ】
手に伝わる振動の微妙な違いで分からないもんですかね、中が空洞か詰まってるかなんて、、 感覚が鋭敏になっているであろう人が、、、聴覚以外の。

No.22 7点 ボンボン 2016/11/02 20:02
(一応心配なので、ネタバレ、としておきます)
やはりそうなってしまうのか。X・Y・Zと進むにつれて募ってきた違和感が一気に解消された。世間一般的には『Yの悲劇』が有名で、それだけを読む人も少なからずいると思うが、それは大変もったいない。悲劇四部作を順番に四つ読み通すことができて、本当に良かった。
しかし、最期はそうなるかと予想はしていたが、事件本体の方で、まさかここまで衝撃的な崩壊をして見せるとは思わなかった。狂暴。家の名誉と、人の命と、人類の財産と。さて、どれが大事なのか、正解などないのだ、悲劇だから。レーンは、あくまでも自分の感覚に基づいて、自分の責任で行動する、真の意味で自由な人なのだと思い知った。神の領域だ。
四部作通してのあまりに見事な展開に感動しつつも、本作単独では、抜群にキレキレとは言いにくいので、点数に困る。

No.21 5点 nukkam 2016/10/02 07:21
(ネタバレなしです) 1933年に発表されたドルリー・レーン四部作の最後を飾る作品です。これまでの3作品が全ての謎が殺人につながり殺人犯がわかれば全てが解決するという、伝統的な本格派推理小説のスタイルなのに対して本書は伝統破りを意識したような異色のプロットになっています。そもそも何が起きているのかさえよくわかないまま物語が進み、その謎解きは27章で一つのクライマックスを迎えます。本来ならメインの謎となる殺人事件はかなり後半になってようやく発生、そして最終作らしい決着、しかしそこに至るまでに物凄く回り道しているような読後感が残りました。過去のシリーズ作品はビギナー読者にもお勧めできますが本書は通の読者向けの作品になってしまいました。まあ四部作の最初に本書を読む人はそういないとは思いますが。

No.20 8点 tider-tiger 2016/07/08 23:57
Zは一人称だったのに、三人称に戻っている。一体なにをしたいんだこの人は、というのが読み始めてすぐの感想です。
まあ、それはともかくとして、昨年末あたりからXYZと読み進み、ようやく本作を読み終えました。このシリーズを順番通りに読むことが出来たのは幸福でした。
本作は殺人事件も起こりますが、中心はシェークスピアに関する古書を巡る謎であり、序盤が面白く、中盤が少しダレ気味で、ラストは納得。すごいラストでした。個人的には大満足です。最後の推理も好きです。
ただ、殺人事件が偶発的なものであって必然ではなかった点が少し物足りない気もしますが、作者は犯人の情状酌量のためにわざと偶発的な殺人にしたのかもしれません。
本作が三人称で書かれた理由は……了解しました。

私見ではミステリとしての面白さはXとYが勝りますが、Zと最後の方が物語性は高まり、読みやすさは増している印象。ですが、個々に読むよりはやはり一連の作品として順番通りに読むべきシリーズですね。
気になったのは別に驚くほどでもない推理、推理にもなっていないような推理が素晴らしい素晴らしいと持ち上げられることがままあること。シリーズのどの作品にもそういう場面が必ずある。
本作でも、とある文章を読んでペイシェンスが書き手の人物像を描出してみせると、レーンは素晴らしい推理だと感心していました。いや誰が読んでもそのくらいのことは感じるのではないかと。あれは褒めて伸ばす方針だったのか。そして、ペイシェンスは深い痛みとともにさらなる成長を遂げたのだと信じたい。

以下、ネタバレあります










なんの工夫もない双子ネタは椎茸を生で食わされたようなゲンナリ感。
さらに一卵性の双子(はっきり言及されてはいないが、そうだと思われる)の片割れにああいう障害があるのなら、もう一人も同じ障害を持っているのではないでしょうか?

Xの書評でとある問題について、読者は気付かなくとも、作中の当事者が気付かないのはおかしいと指摘させて頂きましたが、本作はその逆で、読者が真相に気付いたとしても、作中の当事者が真相に到達するのは非常に困難。私だったらこんな真相は想像すらしなかったと思います。
ペイシェンスはよく気付いた。褒めてあげたい。

No.19 8点 take5 2016/05/14 23:14
学生時代4冊一気読みした評価です。
Xにコメントしました。

No.18 7点 青い車 2016/01/29 18:05
XYZはすべてこのラストのためにあったんですね。この手の結末は本作が初体験で、鮮烈な印象だったのを覚えています。ただ、ミステリーらしい事件がなかなか起こらず掴みどころのないストーリーが真ん中あたりまで続くので、最高に面白かったか、というとちょっと疑問。厳しめの7点とします。

No.17 8点 蟷螂の斧 2015/11/23 08:02
倉知淳氏による「レーン四部作のオマージュ作品」が発売になったようです。原作を読んでいないとお話にならないとの思いで手に取りました。四部作の最終話として相応しい内容でしたね。ただ、単独作品としてみれば、まあ普通の作品といったところでしょうか?。謎の文字が専門家の鑑定でも不明とは、思わず苦笑してしまいました。やはり、四部作全体で、本作の価値が決定されるような気がします。シェークスピア俳優であったレーンにシェークスピアに関する謎を提示したことや、「Yの悲劇」を本作への大伏線としていることなど感心する点が多かったです。感動も添えてもらいました。

No.16 7点 makomako 2015/06/22 20:43
 レーン4部作の最終章。確かに4つの作品はそれぞれ独立して読んでもよいが、やはり初めから読み通していくのがよいのでしょう。
 ただ作品としてはZからあとはちょっと落ちるような気もします。
 本作品では興味深い謎が提示されはしますが、なかなか殺人事件は起きてこない。
だいぶん読み進むにつれようやく事件発生。なるほどレーン最後の事件でしたね。
 しばらくの間レーンのお話に満たされて推理小説の読者としては満足でした。

No.15 7点 2014/05/31 21:24
シェイクスピアの稀覯本がテーマ。
サム元警視の娘ペイシェンスの登場で花を添え、のんびりと失踪人と本の行方でも推理するか、というのが前半。
ところが後半、しかも詰めの段階でかなり雲行きが怪しくなり、殺人も発生する。そして怒涛の勢いでラストへと。やはり悲劇だった。

ゆるめの雰囲気からシリアスへのこの変化はたまらない。日本人なら好きな人は多いのではないだろうか、と勝手に日本人の代表のように代弁してしまったが。
ただクイーン・ファンにとっては、やや物足らないのではないか。犯人当ての楽しみはあるだろうが、ミステリー的にみてXやY、Zよりも1枚おちるだろう。
極端に言えば、この結末があれば、中途のプロットは適当でもいいのだし。まあでも、中途までは抜群、ラストで台無しという小説にくらべればはるかにいい。

嗜好だけならまちがいなく8点以上だが、評価となれば、いろんな要素をかんがみて点数はこんなところ。

No.14 7点 ボナンザ 2014/04/08 17:17
ある程度思い入れが混じった評価であることは否定しない。
それでも三部作を読んできた身としてはラストの展開は何度読んでも感動せずにはいられない。

No.13 5点 HORNET 2014/01/04 01:08
うーーーーーーーん……ビミョーな読後感……。
 まず、リーダビリティは高い。この四部作、作が進むごとに読みやすくなっている気がする。これは一気に読めた。他の翻訳物に比べて、登場人物が多くないのが要因として大きい。あと、一本の筋を追い続けるシンプルな展開なのもその理由かな。
 ただ、読み終えて全てが分かると、推理が足踏みしている部分が不要に長い。まぁ事件も進行しているわけだから時制的には適当なのかもしれないけど……引っ張った結果、後出しの(今さら)〇子とか(しかも推理や捜査からでなく、サム警視の指示による当局捜査の結果)、失踪していた警備員がただ発見されただけとか、その長さに応え得るような伏線の回収には感じられなかった。
(ここからは勘のいい方にはネタバレになります)
 そして肝心の犯人ははっきり言って全く意外でなかった。むしろ予想通りでしかも嫌。ペイシェンスが目覚まし時計のおかしさに気づいたのに、周囲にそれを明かさず胸にしまった時点で何となく分かってきたし、彼女が不安定になって失踪したことでほぼ確信に変わった。だいたい、本の帯に「前3作はこのために書かれた」なんて謳っているのもよくないよ。この無責任な宣伝文句、四部作の中で一つだけテイストが違う題名、「意外な犯人」というキーワードで予測できてしまうし。
 そしてその終わり方が、「嫌」。読み進めるのは面白かったし、四部作としてよく構成されたと思うけど、結末が悲しいというより「嫌」だった。

No.12 10点 アイス・コーヒー 2013/12/28 19:12
悲劇四部作の掉尾を飾る長編。本作で今までクイーンのイメージが変わった。
まず特筆すべき点は次々と謎が解明されて捜査が進むにもかかわらず、事件も速いスピードで進んでいき謎が続出する構成。物語の展開が絶妙で引き込まれる。
そして、いかにもな文章がいくつもあるのだが、その全てが正しく伏線として回収される美しさがある。じっくり読んで味が出てくるタイプの名作だ。
これらの点で、作品としてのグレードは「Zの悲劇」くらいなのだが、ここで過去三作品の総ての伏線が回収されるために最高点とした。ラストにつながる「Yの悲劇」でのレーンの行動や「Zの悲劇」でのアレ、さらにはシリーズ全体にわたってつくられた罠。
悲劇四部作はその一つ一つが「幕」となっている一連の「悲劇」なのだと思った。だからこそエピローグのない唐突な終わり方やレーンのあの行動が生きてくるし、本格の限界に挑む超大作が浮かび上がってくる。

というわけで、「レーン最後の事件」だけで8点、四作まとめて10点。

No.11 8点 あい 2013/04/17 06:23
終盤の推理は鮮やかだなと感じた。作者としてはこの結末は前から考えていたものかもしれないが、動機など少し弱い感じもして強引な部分があったかなと思った。しかしながら犯人と最後の結末は衝撃的。

No.10 9点 あびびび 2011/04/02 12:34
前半はめまぐるしい登場人物の入れ替わりに頭を整理するのに大変。なかなか殺人事件が起きないのでいらいら?したが、結末は衝撃だった。

シェークスピアを扱った題材だけに納得はできるが、最後の事件であることはまちがいなかった…。


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