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[ 本格 ]
フランス白粉の秘密
エラリイ・クイーン、国名シリーズ 別題『フランス・デパート殺人事件』
エラリイ・クイーン 出版月: 1961年03月 平均: 6.48点 書評数: 29件

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東京創元社
1961年03月

新潮社
1963年01月

角川書店
1966年01月

早川書房
1983年04月

東京創元社
2012年09月

角川書店(角川グループパブリッシング)
2012年12月

グーテンベルク21
2013年03月

No.29 6点 じきる 2023/02/14 11:39
死体登場シーンからのエラリーの捜査・推理の過程が面白く、謎解き小説のお手本のよう。ただ、パズラーとしてはロジックの強度で粗を感じるところもありますね……。

No.28 8点 ことは 2020/10/17 21:22
創元の新訳で再読。初読時の印象は相当良くて、国名シリーズでは一番好きだった。
ローマ帽子と比較すると、全体の構成はかなり似ていることがわかる。事件発覚から捜査が始まり、初日の操作が完了するのは、300ページになったところ。前半は操作の段取りをみせることですすみ、それがかなりの量を占めることは同様の構成だ。
ローマ帽子から改善されているのは、捜査の段階で数々の手がかりが提示されて、興味を引くこと。例えば、途中まで塗られた口紅、他人の口紅が残っていたこと、タバコの吸殻、置かれていた不自然な本、ブックエンドのフェルトなどなど、たくさん。
これらのたくさんのパーツからどのような絵が描けるか、色々考えさせられて、ここが楽しい。これが楽しめないと初期クイーンは楽しめないかな。
そして、1日の捜査の最後に、エラリーから推理の一部が披露されて、ここで手がかりのいくつかは、きれいにかちかちと嵌っていく。整理の快感というべき楽しさ。これが謎解きミステリの楽しみだなぁと、あらためて思う。
面白いと思ったのは、置かれていた不自然な本の理由があかされるところ。黙っていた理由が、彼女のためで、構成から考えると、恋人同士の設定は、この告白を後ろにもっていくためだけに思える。
今回の再読では、最後の推理の決め手が弱いなぁと感じたので、若干記憶より評価が下がったが、やっぱりこれは好きだな。
謎解き以外には、キャラ立てや、捜査以外のプロットの起伏もないから、「謎解きミステリ好き」以外は楽しめなさそうだけど、「謎解きミステリ」ファンとしては、こういうのが「謎解きミステリ」だよねと思って、好感。
(それにしても、被害者の娘の扱いについては、ドラマ要素の無視がすごすぎて、愕然とする)

No.27 9点 バード 2018/12/16 16:38
非常に秀作だなあと思う。
論理的に犯人を一意に特定できるという点で良くできている。トリックでなくロジックに重きを置く人にぜひ勧めたい一冊だ。
この内容なら犯人当てたかったなぁ。少しつめが甘かった。

話はエラリーが手がかりを集めて最後に犯人を名指しするというオーソドックスなもの。この犯人だが、その正体は賛否両論である。賛については意外性があるという点だ。論理的に犯人を絞る話ではどうしても意外性が無くなりがちだが、それを軽減させている。否については、非常に個人的なものなのであるが、このてのキャラが犯人というのは私の嫌いな共犯ものに似たずるさを感じる点である。

最後に反省点であるが、いつでもどこでも携帯電話で連絡がとれる今の時代の感覚で読んでしまったのは正しい推理をする上で良くなかったわね。

No.26 4点 レッドキング 2018/12/03 19:07
何故に死体は犯行現場から異動されねばならなかったのか? 犯罪の発覚時刻を遅らせるため。 何故に発覚時刻を遅らせる必要があったのか? それまでに行なわなければならない事が出来なくなるから・・・
でもこの「ロジック」・・必要条件:「Aは犯人でありえる」は満たしているのかもしれないが、十分条件:「A以外に犯人はありえない」は満足させられないなあ
例えば 作品に何人か出てくる「警官」の一人Xが真犯人でないとは言えないし、あの取締役達の一人Yが「合理的判断」と「非合理的行動」をチャンポンに行った犯罪であることも否定できない。
で、必要とされるのが「証拠」。それがない場合「ローマ帽子」では「おとり捜査」が行われたが、ここでは「共犯」の「司法取引の摘発」が出てきた。そりゃないよな

No.25 5点 ボンボン 2018/10/25 13:12
(ネタバレかもしれない)
まさに百貨店に並ぶ商品のように推理関連物品を陳列しての推理ショー。論文のように淀みない消去法が気持ちいい。
読後、「フランス白粉の秘密」という題名の面白味がわかる。
しかし、ラストをあんなに盛り上げている犯人の決定的な行動だが、どうにも変だ。余計なことをしないできっちり拭いとけばいいだけ。それより大量にそこらに流れたり飛んだり垂れたりしたはずの血の始末はどうしたのか。などなど、素晴らしい推理のために都合のいい真相が準備されているような感じ。
それなのに、そんなことが吹き飛ぶ迫力でぐいぐい読ませてくれるので、まあいいか、となる。
はったりを突き付けて、犯人を自滅させるパターンは、スリルがあって好きだ。ただ、死なせちゃったらダメだろう。

No.24 6点 ねここねこ男爵 2018/05/05 20:48
必要条件を重ねに重ねて共通部分をとるタイプなので、ロジカルではあるがアクロバティックではない。
死体発見が劇的でワクワクするが、どうしても尻すぼみな感がある。この設定いるか?ってのも散見
国名シリーズでは平凡な方ではなかろうか

No.23 5点 虫暮部 2017/12/25 09:52
 中盤は退屈。5冊の本のくだりは微笑ましい(なにもそんな芝居じみた連絡方法を使わなくても)。ラスト前で事件の水面下の意外な広がりが明るみに出てやっと気分が乗って来る。消去法推理は好き。
 特に海外の古めの作品だと、テクノロジーの進展具合が摑めず舞台をイメージしづらいきらいがある。閉店時間になると自動的に施錠されるシステムが実用化されている一方、電話交換手も健在。あれっ、連絡するのにわざわざ店を抜け出さなくちゃいけないってことは、この時代まだケータイは無かったんだっけ?

No.22 6点 クリスティ再読 2017/11/25 00:23
本作のイイところというのは、デパートを舞台として、「二十世紀の大都市の交響楽」といった感じの、都市小説としての香りがあるところだろう。まあこれが「ブルジョア家庭の秘密」といったより古めかしい要素で薄まるのが残念と言えば残念(そういう意味では評者は「Xの悲劇」を買うなぁ)。
本作は、火曜に事件が発覚して、木曜には解決しているんだよ。超短期戦というべきである。こういうスピード感が本作の「モダンさ」を象徴しているようだ。なので、小説的には本作は、意外に長さを感じない良さがある。まあ、ハッタリといえばハッタリなんだけど、最後の謎解き場面なぞやはり演出的になかなか盛り上がる。
ただ、パズルとしては...弱点多いなぁ。パズル、と銘打つ限りは「ちゃんと解ける」というのが必要なんだけども、本作の推理だと必ずしも犯人を絞り切れないように感じるな。犯人を最終的に名指す決め手は...これを決め手にするのはちょっと予断というか決めつけが過ぎるように感じる。まあハッタリの効いた演出の流れがいいから、何となくごまかされちゃうのだけども、「読者への挑戦」の時点ですでに分かってることをほぼ繰り返している(ショールームに死体を動かした理由とかはなかなかいい推理だと思う)ことが多く、新しい材料で犯人を特定しようとする肝心の部分が弱いように感じる。「謎の小説的構成」が必ずしもうまく行っていないのでは。
それとこれはバランスの難しい話だが、マジメに尋問を優先して退屈になってしまった「ローマ帽子」を反省したのか、現場尋問を適当に切り上げてエラリイ仕切りでのアパートメント捜査に描写を費やしたことで、捜査描写が恣意的でややいい加減になってしまった印象があること。「オランダ靴」くらいのバランスが一番しっくり来るように感じる。

No.21 5点 蟷螂の斧 2017/04/06 23:04
物語開始早々から事件が発生、この展開は好みです。しかし、この人物が真犯人又はミスリード用の人物であればいいなと思いながら読み始めると、この人物は犯人ではないと初期段階で明言されてしまいました。トホホ・・・。推理小説で、これは失敗では?。あと、非常に気になったのは、大量の血痕の処理はどうなったのでしょう?。結構重要ポイントのはずですが、まったく解明されていません。消去法自体は面白いと思いますが、その消去する理由が論理的でないところがありました。まあ、ハッタリをかましたとエラリー自身が言っているので仕方ないのですが・・・。

No.20 6点 nukkam 2016/09/09 17:06
(ネタバレなしです) 1930年に発表された国名シリーズ第2作の本書はなぜあの人物が犯人かという推理だけでなくその人以外の容疑者たちがなぜ犯人ではありえないのかという推理まで丁寧に説明しているところが工夫になっています。エラリーが一人一人の名前を照会しながら犯人ではないと容疑から外していき、残る人物の誰を犯人として指名するのかという謎解きのスリルは(文字通り)最後の一行まで続くのです。まあそこに至るまでの筋運びはお世辞にもスムーズとは言い難いし登場人物も誰が誰だか整理が大変です。(ちょっとネタバレになりますが)犯罪組織の暗躍が示唆されているのも本格派推理小説としては好ましくないと感じる読者もいるかもしれません。メインの謎である殺人には組織力を使ったトリックなどはもちろんありませんけど。ところで本筋とは関係ありませんがこの時代で既に壁面収納タイプのベットが開発されていたとはさすがアメリカ(笑)。

No.19 8点 青い車 2016/01/29 20:48
 大型百貨店を舞台に麻薬組織が絡んだ事件に挑むこの『フランス白粉』は『ローマ帽子』の見事な発展形という印象。溢れかえる細かい物証から推理を繋げていく過程は地味ながらミステリ・マニアには堪らないものがあります。「読者への挑戦」の後の解決編にも凄みがあります。ただ一つ、ひたすら手堅い造りだったはずなのに詰めの証拠が完全なハッタリで、冷静に見れば決め手にはなり得ないものなのが惜しいです。

No.18 6点 2015/07/16 13:28
地道な探索や聞き込みにより手がかりが開示されていき、真相に近づいていく、現代ミステリーのお手本のような推理小説らしい推理小説です。

今風のミステリーを読みなれているので、途中で他の事件が起きたり、探偵が危機に陥ったりするサスペンス要素が足りないように感じますし、時間軸の交錯や多重的な描写がなく、ストーリーが平板な印象も受けます。
でも、サスペンス性が豊富すぎれば物語が面白くなりすぎて謎解きどころではなくなるし、凝った構成であればさらに話がこんがらがるので、この程度が存外いいのでしょう。
物語の流れは悪くなく、それが物語性をカバーしていてスムーズに読めるので、十分です。

解決編は、その理由付けは違うだろうというのがあり、死体隠しに関する謎がちょっとましかなという程度です。最後の演出もあり見せ場ではありますが、解決編にいたるまでの道筋のほうが楽しめたように思います。まあでも、これだけのページを割いて説明してくれれば、降参するしかありませんね。
現代の小説を読んだときには、もっとちゃんと説明しろと思うこともありますから、丁寧すぎることにマイナス要素はありません。

No.17 7点 makomako 2015/05/29 21:30
 推理の塊のような小説。事件が起こってそれに対するシチュエーションが述べられ、色々な手がかりも出てきて最後にはさあ犯人はお分かりですか?とくる。
 このサイトの方の中には簡単に犯人がわかってしまった方もおられるようですが、私にはさっぱりわかりませんでした。
 相変わらずの精緻な推理には感心するのですが、これほど細やかな推理をするなら現実としての無理も目立ってしまう。

以下ネタバレ気味

 心臓へ弾が当たったので大量出血したはずなのに、被害者が見つかった場所での出血が少ないから違う場所で殺害されたなんてことがしばらくわからないなんて変でしょ。服にはいっぱい血がついているはずでしょうから、一目でわかるはず。
殺害場所での大量出血の処理はどうしたのかなあ。机は血だらけだろうにその処置はブックエンドの処置だけで済むのかなあ。出血した死体を運んだらどこかに血痕が落ちそうだなあ。いくら女性といっても結構な距離を誰にも見つからずに運ぶのも相当大変だなあ。
 そんな不満はありますが、本格物として立派な小説と思います。

No.16 5点 斎藤警部 2015/05/29 13:52
少し大人になってから読んでみたシリーズ第二作。これもガツンとは来ませんでした。こちらのサイトで皆様の論評を読みながら自分でも書いてみてようやく分かったんだけど、どうも私は昔も今もロジックだけじゃさっぱり萌えないようですね。国名でも「エジプト」「シャム」みたいな異様な舞台設定にロジックが絡んで絶妙な化学変化を見せてくれたら、えもいわれぬスリルを感じるんですが。。「フランス」は何だか推理が小綺麗なだけで、さっぱりでした。ローマよりは少し良かった。。。 と思ったんだけど、そういや文字通り最後の最後に犯人の名前が明かされる趣向はけっこう萌えたんだよなあ。それだけで2点加点!

No.15 7点 測量ボ-イ 2014/05/16 21:04
国名シリ-ズの未読作品を読みました。
いわゆるオ-ルドスタイルの、王道本格ですね。
本文の最後に真犯人の名前が出て終るのも憎い演出。
出来栄えは「シャム」や「スペイン」には勝り、「エジプト」
や「ギリシャ」よりやや落ちとみてこの点数で。

No.14 6点 ボナンザ 2014/04/08 17:24
犯人がすぐわかってしまうのが惜しい。
ロジックではオランダ靴に次ぐでき。

No.13 8点 あびびび 2014/03/13 11:42
おもしろかった。これが推理小説!という流れが楽しめる。なぜ死体をデパートのショウウィンドウに隠さなくては行けなかったか?という必要性には感心した。

細かいことを言えば無理強いしたところもあるが、犯人が現場に帰るごとく行動するのも心理的に興味を持った。好みの問題だろうが、自分の中では国シリーズの中でも高評価です。

No.12 7点 アイス・コーヒー 2014/01/13 13:03
「国名シリーズ」二作目。デパートを舞台に不可解な事件をエラリー・クイーンが捜査する。犯人や事件に関しての意外性はそれほどでもないが、あらゆる物的証拠から犯人像を絞り込んでいくクイーンらしさがでている。
しかし、50ページにわたる解決編はいささか強引な個所や詭弁が数多く見られ完成度が低い。地味な警察の捜査でも犯人がつかめそうで、エラリーが「手がかりはこんなところにあったのか!」と豪語した割に、「フランス白粉」の論理が大したことなかったのはがっかり。物語としても、全編が手がかりになっていて起伏がない。
それでも、作中で本人たちが「ヤマ勘」だと認めているし、初期クイーンの犯人当てとしては楽しめるので満足。エラリウス・ビブリオフィルスが活躍する珍しい機会でもある。

No.11 6点 ミステリ初心者 2012/12/25 15:10
 細かいロジックが最高の作品。推理小説らしい推理小説。

 ただ、犯人を特定するロジックがわかりづらかったというか、あまりピンとこなかったです。細かすぎてついていけない気味でした。こりゃ、犯人は当てられないや。自分が頭が悪いだけかもしれないけど。前作のほうが好みです。

 あと、めちゃくちゃ読みづらかったです。訳が古く、読みづらい日本語だったり。物語に起伏がなくダレやすかったり。

 ※新訳がでてるみたいですね! もし新訳を読んだら、評価を変えるかもしれません(7くらいに)

No.10 5点 mini 2012/09/27 09:50
本日27日に創元文庫から「フランス白粉の謎」の中村有希による新訳版が刊行となる
創元では昨年も「ローマ帽子」の同訳者による新訳版が出ており、どうやら創元の国名シリーズは全面改訂の予定らしい、個人的には旧版の井上勇訳が活気があって好きだったんだけどなぁ
翻訳者にも相性が有って、文章がす~っと頭に入ってこなくて私はどうも中村有希は苦手な翻訳者の1人なのだ
* 「フランス白粉」は書評済だったが便乗企画として一旦削除して再登録

ロジック面でしか語られない事の多いクイーンだが、風俗小説的な面も見逃せない
クイーンはよく冒頭で、”その年のブロードウェイは誰々の話題でもちきりだった”みたいな文章から始めて、当時の大都会の現代社会風俗や季節感を活写しようとの意図が窺える
劇場、デパート、病院といった舞台設定もそうだし
結構、書き出しに気を配る作家だよなぁ

謎解き面での初期クイーンの特徴は犯人の設定だ
別作品での書評中でkanamoriさんが”属性による意外性”という表現を使用されてましたが、流石はkanamoriさん的確で鋭い表現ですね
そう”人物の属性”ですよね、クイーンほど犯人の設定に”属性”を利用した作家は少ないでしょう
後には”プロットの展開”によるパターンも書いてるけど、その手法だとどうもクリスティやカーほど上手くない
やはり”属性”有ってのクイーンな気がする
この「フランス白粉」でも結局は”属性”パターンの一種で、クイーンはこのパターンがお好きなようで、しかもストレートには使わず他の某国名シリーズ作品同様にアレンジして使っている
”属性”が決まれば後はいかにして1人に絞り込むかをお膳立てするかで、まさにその作法通りの作だ
その意味では「ローマ」「フランス」「オランダ」ともに同工異曲であり差は無い
ただ私はミステリー小説を読者挑戦パズルという認識で解釈しておらず、ミステリー小説に於いてロジックを重要だと思った事がない読者なので、もう少し物語性が欲しいなぁ


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エラリイ・クイーン
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